« ネパール子連れ旅思い出し日記*食あたりで一回休み1 | トップページ | ネパール子連れ旅思い出し日記*食あたりでホームシック »

2009年6月27日 (土)

ネパール子連れ旅思い出し日記*食あたりで一回休み2

2月8日

翌日、
お昼過ぎまで、
みんな「お腹がすいた」とも何とも言わない。
外へ遊びに出るが、長続きはせず、すぐ戻ってきて、
ベッドにゴロン。
本調子ではないのだ。
吐き気も訴える。

無理はすることない。
ゆっくりする。
そして食べないことが一番のクスリ。
水と果物だけで過ごす。

午後から気分転換に外に出る。
湖畔に面した、木陰がいっぱいの、
広いガーデンレストランに、
トレッキングの途中で食べる予定だったパンを持ち込む。
お茶をポットでたのんで、
みんなで少しずつ分ける。
(節約家族。)
このレストラン、、
白くペイントされた、デッキチェアー、
ギンガムチェックのテーブルクロス。
パラソル。
手入れのゆき届いた植栽。
ゆりかごに、ハンモック。
ブランコも、滑り台までもある。
完全に、町の喧噪から隔離されていて、
物売りの人も、物乞いの人も、サドウも、
好奇心いっぱいのおしゃべりな人も、
妙に人なつこい人も、
入って来ない。

誰からも干渉されず、心おきなく休めるなあ。

こういうのに、今はなんだか癒される~~~~~~~~。

欧米人のツーリストが、寝そべっていたり、
ジュースを飲みながら、本を読みふけっていたり、
ジュージュー焼きたてのステーキを喰っていたり。
「どうぞ、どうぞ、
お好きなスタイルでゆっくりしてくださいね~。」
というようなところ。
こういう、ポカラならではの、
欧米人好みのレストランにみんなで来たのは、
これが初めてだな。
(と言っても、節約のため、お茶しかたのんでないのだ。トホホ。)

風歌は大人しいが、
太郎&光は、いつになく、
無邪気に遊具で遊びまわって、エンジョイしている。
その笑顔が、うれしい。

思えば、
ネパールに来てからというもの、
毎食ダルバート、ダルバート。ローカル食!というかんじだった。
旅の終わりの方で、
パスタとかさ、日本食とか、
いろいろぜいたくしようね、なんて言いながら、
軒を並べる、洒落たカフェを横目で見つつ、
ダルバートを食べに行ってたよな。
節約してがんばりすぎたかなあ。

子供たちには、それは厳しかったかも知れない。
今は、匂いをかぐのも嫌や。
吐きそうになる!
なんて言う。
わたしも同じである。
みんな、つわり状態。
(いつかは、こうなるかも知れないと予測はしていたけど、、、。)

たまには、
こんな、リゾートってかんじのとこで、
骨休めが必要だったのかな。
大人でも、時としてハードな国やもんなあ。

過去3回も、ネパールに来た、
この私でさえも、
思い出したら、
ダルバートなんか滅多に食べてなかったよ。
いつも、湖やヒマラヤが見えるお庭のカフェで、
お決まりのコンチネンタルな朝ご飯のセットを、
リッチな気分でのんびり、のんびりと。
それがポカラの過ごし方だったのだ。

ああ、子供たち、
辛い思いさせてごめんよ。

またまた反省。

****

身体に生気が無いと、
なんだかネガテイブになってしまうなあ、、。

****

ポカラでは、町を歩けば、
次々と、声をかけてくる人がいる。

「ジャパニ?」
「どこから?」
で始まって、
暇な人は、追いかけてまでして、話をする人もいる。
(40過ぎのオバハンでも、口説かれる。)
元気なときは、
その相手も、楽しいもんだけど、
今のように、体力的にも余裕の無いときは、
かなわんなあ、ほっといてくれよ、、と思ってしまう。
子供たちも、
うるさそうにしている。

つわり状態のせいで、
これまで見て来た、ネパールの楽しいところが、
一転して、
マイナスに感じてしまうようにまでなる。

**********************

あらあら、
そのうち、父ちゃんも、吐きはしないが、
つわり状態に陥ってしまった。
4人アウト!
(光ちゃんだけ生き残る。)

**********************

よし!
お金のことは、気にしないで、
夜は、このガイドブックに書いてある、
ネパール産手打ち蕎麦を食べに行こう!

*******************

と、フラフラながら、
張り切っていったが、
やはりお金が足りず、
父ちゃん自転車借りて、宿まで取りに帰る。
(一人前約350円×5+税金たっぷり・・は、ネパールでは、
破格です!ダルバートなら100円前後やもん。)

靴を脱いで上がる店は、とても清潔で、
まるで京都のどこかの洒落たお店に来たんじゃないか
と思わせるような内装だったし、
番茶もうれしかった。
なにより、やっぱり、
テーブルの上も下もきれいに掃除されているということが、
心からリラックスできた。
(日本では当たり前のことですが。)
子供たちも、床でごろごろしているし、
それを、安心して眺めていられる。

そして、
みんなの頭の中には、
それぞれお気に入りの蕎麦のイメージがすでにふくらんでいて、
楽しみにしている。
もう蕎麦しか食べられません!
ああ、蕎麦、蕎麦、愛しの蕎麦よ!!
というかんじなのだ。
(ガイドブックの写真は、美味しそうやもん。)

待つこと、1時間あまり。
日も とっぷり暮れる・・・・。

しかし、
出された蕎麦は、「???」。
クセが強く、
「うっ。」ときそう。
出汁は、全然おいしくないです。

思っていたのと全然違ったよ~~。

11may05sd_258_2

おまけに私は、こっそりトイレで吐いてしまった。

注文するとき、「わたしたちは、大食いだからたくさんお願いね!」と
はりきって言っておいたのに、(ずうずうしい母ちゃんである。)
みんな山盛り残してしまい、
その山盛りを持って帰ることにした。
(←それでも翌日のトレッキングの貴重な食料となった。)

帰りは、
父ちゃんがいよいよあかんようになって、(これは困った!)
タクシーで帰ろうかなんて、弱音を吐いた。
しかし車だとよけいに、ゲロゲロになったらあかんし、
わたしが光ちゃんをおんぶして、
みんなで夜道をへろへろ、フラフラの
ほうほうのていになって帰った。

なんとなく、
「蕎麦や!!!!」
「蕎麦さえ喰えば、うまくゆく!!」くらいに意気込んで、
(我が家にとっては)大枚叩いて、賭けてみたが、
見事な空振りとなり、
よけいに、雰囲気がダウンしてしまった。
トホホ。

****************************

そんなかんじで、
このつわり状態は、
何日か尾を引きました。
とにかく、
ダルバートがあかん。
スパイスの匂いあかん。
マスタードシードオイルの匂いあかん。
つまり、ネパールの象徴的な匂いに、
特に風歌と太郎は、
「おえっ!」
とくるようになってしまったのです。
ものすごく、匂いに敏感です。
宿の台所にも近づけないほどです。
そんなんで、
これから先、
この国を、旅してゆけるのでしょうか??

つわりが、
ある日突然、ケロリと無くなるように、
子供たちも、そのうち突然「おえっ!」とならない時が来るのを願って、
ますます食べ物の選択肢の無くなる、
山小屋泊まりのトレッキングへと、
翌日は出発するのでした。
(怖いものしらずの親や。)

つづく。

↓ 山小屋の台所で、鼻を押さえている風歌。

11may05sd_296_2

|

« ネパール子連れ旅思い出し日記*食あたりで一回休み1 | トップページ | ネパール子連れ旅思い出し日記*食あたりでホームシック »

ネパール子連れ旅*思い出し日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1191000/30307167

この記事へのトラックバック一覧です: ネパール子連れ旅思い出し日記*食あたりで一回休み2:

« ネパール子連れ旅思い出し日記*食あたりで一回休み1 | トップページ | ネパール子連れ旅思い出し日記*食あたりでホームシック »