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2009年6月29日 (月)

ネパール子連れ旅思い出し日記*ダンプスの夜

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2月9日 つづき。

山小屋の夜。

それは、それは、美しい満月だった。
部屋の中にまで、月明かりが差し込んできて、
そわそわして、眠れない夜。
真夜中なのに、
山も村もくっきりと影ができるほど明るい。
広ーい谷間が、どこまでも見渡せる。

青白く、不思議な世界が、
果てしなく広がっている。

そして、
今、私が立っているバルコニーの正面には、
月明かりに照らされた、
ヒマラヤが そびえている!

風に乗って
ポコ ポコ ポコ ポコ・・・・・。
太鼓の音が かすかに響く。
お祭り?
結婚式?
ポコ ポコ ポコ ポコ・・・・・。

満月。
ヒマラヤ。
ポコ ポコ ポコ ポコ・・・・。

ロマンチックやなあ。
夢の中にいるようだ。

なのに、100パーセント、この雰囲気に酔えない
母ちゃんである。

太郎、食欲 まったく無し。
風歌、油や匂いに敏感。やはり、食欲無し。
   夜中に、下痢、嘔吐。
光、母ちゃんにべったり。

寝る前まで、無邪気に楽しそうにしてはいたが、
食欲が無いというのは、
厳しい。

何とか、また元気にモリモリ食べられるようになって欲しいものだ。

かくいう私も、
久しぶりに 明るいところで鏡を見てびっくり。
なんと白髪の増えたことか!
そして、このやつれ顔は・・・。
40過ぎると、ダメージ多いのかなあ。
私も、未だムカムカしているし、下痢気味だ。

ベッドに戻りながら、
「あーあ、我が家で、雪掻きして、
ごはん作って食べてる方が、
幸せやん。」
なんて、チラッと思ったりした。
ほんの、チラッとだけど。

さらに、
子供たちが、この旅の中で、
喜びを見出せなくなったら、
旅を続ける意味も無いよなあ
・・・なんてことも思った。

あの、誰よりも食いしん坊の太郎くんが
何も食べられないなんて・・・。
美味しいものを 食べさせてやれないなんて。
こんなおチビさんが、
こんな遠いところまできて、苦労させてしまったな。
寝顔を見ながら、
細い腕を撫でながら、思う。

一方、風歌は下痢気味で。
昼間も、延々とトイレに座っていた。
ときどき、ものすごい音がする。
ああ、まだ ピーピーシャーシャーなんやなあ。
その破裂音(?)を聞くとせつなくなる。
それでも、弱音を吐かないでいる風歌が、いじらしい。

身体がしんどいと、
どうも、ネガテイブな方へ傾いてしまうようだ。

**

さあ、明日は、もっと楽なコースだろう。
ゆっくり朝を過ごして、
出発しよう・・・・。

この部屋には、
ベッドが3台もあり、
全部くっつけたので、
5人で 悠々と、気持ちよく眠れた。
綿の布団も、暖かかった。

こんな寝心地の良い夜は、
旅が始まって以来だった。
(というか、今回の旅でナンバーワンだった。)

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