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2009年6月27日 (土)

ネパール子連れ旅思い出し日記*食あたりでホームシック

外国にまで来て、こんなしんどい思いをした、子供たち。
いつ、
「もう日本へ帰りたい。」と言い出すのだろう?
と、夫婦ともども思っていたが、
最後まで、それは言い出さなかった。(旅の最後まで!)
不思議だけど。

(ただし、光ちゃんは、毎日、いつでも、どこでも、
 「おうちへ帰ろう。ばあちゃんのとこ帰ろう」を繰り返していた。
 が、現在は、「また、飛行機乗って、ネパール行こな。」と、
 毎日言っている。(←あまのじゃくな年頃。)

そのかわり、
「日本へ帰ったら、ばーちゃんの料理が楽しみやなあ。」
と、よく話していた。
なんや、母ちゃんの料理とちゃうんか?
と面白くない母ではあるが、
あの、ばーちゃんの、
だしパックの味がよく出たみそ汁や、
竹輪やごぼ天などが、ぶくぶく膨れて入っているおでん。
じゃこがたっぷりかかったごま和え。
納豆やごま豆腐。
ああいうのが、
恋しい気持ちは、よくわかる。

わたしは、、、、。
身体がすっきりせず、
食欲がなくて、いや~なかんじのときに懐かしく思い出したのは、
あの、雪掻きの日々。

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雪に囲まれた、
しっとりした冷気。

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谷川からの水が、流れっぱなしの、台所。
あの清らかな水が、
あの寒さが、
あの冷たさが、
あの湿気が、
懐かしかったんだよなあ~~。

それから、
土鍋で炊いたごはんと。

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だってここは、
すべてが、
乾ききっている。(乾期だから仕方ないが。)
土も、草も樹も畑も、皮膚も、髪も、何もかもが。

入浴も、歯磨きも、食器洗いも、何でもしてしまう、
ここの川には、
石けんのあぶくが流れていたりして、
美しいとは言えない。

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昔はきれいだった湖の水位は低く、
ゴミが澱んでいる。
ヒマラヤのふもとなのに、
水の清らかさを感じるようなものが見えない。

それから、
ごはんも、乾いてパラパラ、、、。

身体も心も、湿気を求めている。

日本にいるときは、寒いのも 冷たいのも、湿気も 嫌だったくせに!

そして、懐かしいのは、好きなだけ飲める清らかで美味しい水。

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************************

そんなわたしたち、
その後、山の上で、
何を食べたかというと、、、。

とにかくスパイス系は、はあかんので、
宿の人に、
「この野菜スープは、絶対に、<塩だけ>で味付けしてね!
 スパイスも、チリも、そして油もNO!よ。
 そのかわり野菜はたくさん入れてね。
 子供たちは、と~~っても、敏感になってるんだから、
 お願いよ!」
と言うふうに、注文をつけるのですが、
出て来たのは、
どうみても、
カレー味のインスタントラーメンの、残り汁。
(つまり麺無しのラーメンの汁。)

あんまりやわ。
あれほどお願いしたのに。
(そのくせ、代金はしっかり取られる。)

いくらお願いしても、マサラの味は抜けない。

おまけに、この宿では、
「ナンバー1のコックは、
ジャングルへ行ってて(←なんでコックさんがジャングルへ行くんや?)
今日はいないが、明日の食事は大丈夫だから。」
とか言って、
オーナーと、居合わせた友達がキッチンで、
「あーだ、こーだ」と言いながら、作ってくれてるんだから、
困ったもんです。

ついに、
「人に頼ってたら、どうにもならん!」
と、奮起して、
「お金はちゃんと払うし、わしに料理させてくれ。!」
わたしは、台所へ入るようになった。
薪で料理するのはお手の物やしな。
と言っても、
子供らが食べられるのは、
そして遠慮なく作れそうなのは、(貴重な薪を使うので。)
おかゆくらい。
塩味の野菜入りおかゆを作らせてもらっていた。


風歌は、
「おふくろの味や!」
と言って、喜んで食べておった。
可愛いやつ。
(一方、太郎君は、これさえも、手をつけない日もあった。)

おっと、しかし、
ここで、一騒動。

唯一の生き残り、辛くさえなければ、
何でも食べられた光ちゃんが、
風歌のおかゆを見て、
「わしも 食べる!」と言い出す。
風歌は、こればっかりはゆずれない。
しかし、
世界は自分一人のためにまわっているのだ
、、くらいに思っている、
若干3歳、光ちゃんは、
「わしも、食べるう====っ!」と言ってきかない。
たちまち、
ヒマラヤをバックに、
醜い食べ物争いとなる。
風歌が、皿を持って逃げる。
光が泣きながら追いかける。

あ~あ、
ネパールの人たち、
あきれかえってるやろうなあ、、。

自分のうちの台所やったら、
おかゆくらい、いくらでも作ってあげられるのに、、。
ああ情けない。

食事のたびに、
「わしのが、少ないぞ~。」
「これは、わしがたのんだんやから、わしが一人で食べるんじゃ!」
「わしにも、それ食べさせろ~~~!」
と、いうような、
騒動がしょっちゅうあって、
父ちゃんも母ちゃんもうんざりだったよ。
ほんまにもう。

特に、光くん!
あなたが、たいへんだったのよ~~~~~っ!!!!!!!

*********************

、、とまあ、
3人子連れとなると、
色々と、たいへんなこともあるのでございました。

*つづく*


↓ ジャングルへ行っていた、ナンバー1のコックさん。

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