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2009年7月19日 (日)

ネパール子連れ旅思い出し日記*ポカラな日々

ポカラへ帰って来てから、
子供たちは、ダルバートを食べるのを嫌がった。
食堂で食べるダルバートは、
村で食べていた家庭の味と違って、何か癖があり、
私も食べる気がしなかった。

海外までやって来て、日本食を食べるなんぞ、邪道や!
その土地のものを食べるべしという考えだったが、
胃袋が悲鳴を上げていて、
背に腹は変えられないということで、
日本食を作ってくれる食堂を利用するようになった。

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と言っても、
薄汚くて暗いキッチンで、
父ちゃん母ちゃんが、レジ係、
息子たちがコックで、
近所の子供がお手伝い、というような家族経営で、
日本食=高級というイメージからはちょっと離れているような
庶民的な匂いのぷんぷんする店。

ここだと、普通の日本食レストランに行くのより、
半分以下の出費に抑えられる。
おまけに、日本の漫画がいっぱいあるから、とても助かった。
なぜならば、
この店は、注文してから、料理が出てくるまで、
少なくとも一時間以上はかかるのだが、
(ネパールではこれが普通なんだけど。)
ここでは、子供たちが、漫画に夢中になってくれているおかげで、
「まだか~~~??」
「お腹すいた~~~!!」
「いつ、できるん~~?」
イライライライラ・・・・・。
と、いうような事態に、なんとかならずに済むからだ。

風歌は、なんとか銀牙とかいう闘犬の漫画にはまってしまい、
食事が終わって私たちが帰った後も、
一人残って、居座っていた。
夜には、ろうそくをつけてもらって、読みふけり、
そのあと、歩いて15分くらいの道のりを、一人で帰ってきたり、
知り合いと一緒に帰ってきたり。
まるで漫画喫茶のように使っている。

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あるときは、
太郎と2人で、
「とうー みっくすべじたぶる かれー
 わん ぷれーん らいす 
 のー ちり、ぷりーず」
(野菜カレー2つ、白ご飯1つ、辛くせんといて。)
と、メモして、
残り物用に、タッパーを持参し、
自分らだけで、食べに行った。
そうです、
もう、カレーはええわと言っていたのが、
この食堂へ来るようになって、
また、カレー好きが復活。
食べられるようになったみたい。
(でも、カレーとダルバートは違うらしい。)
よかったなあ。

このアットホームな店は、
味噌が自家製と聞いてびっくり。
とても味噌を作っているとは思えない顔ぶれ?なのだが・・・。
日本とは風土が全く違うこの国で、
よくまあ、味噌を仕込み、保存しているものだと、感心する。
話を聴くと、虫が涌いたりして、試行錯誤のようだった。

だけど、ここの、混じりっけの無い味噌スープは、
京都のそこらの店よりも、ずっといい味が出ている。
私も、ずいぶん癒された。
味噌汁の力はすごい!
味噌に惹かれて、私たちはこの店に通った。

そのうちに、ちょっとずうずうしい注文もするようになった。
例えば、チベットの手打ちヌードル「テントウク」を、
味噌仕立てにしてほしいと頼んでみた。
出来上がりは、私の両親の故郷大分のだんご汁にそっくりになった。
光ちゃんも、この「味噌テントウク」は、
お気に入りになり、その後も彼の定番となった。

または、茄子と肉の味噌炒めを、
肉抜きで、茄子以外の野菜も入れてして欲しいと頼むと、
これまた美味しく、ヘルシーな野菜たっぷりの味噌炒めが。

結局、スパイスの代わりに、味噌で味付けしてくれるってだけで、
日本食というものが、できあがるのだ。

日本では食いしん坊のわが子たちに、
食べすぎの心配をすることが多かったが、
(特に太郎くん。)
ここでは、とにかく子供たちが、いっぱい食べてくれることが、
うれしい。

よかった。
こうやって、
すこしずつ、
すこしずつ、
胃袋も、元気になってきている。

よかった。よかった。

自分なりのポカラの楽しみ方を、心得た風歌たちは、
お気に入りの食パンを、自分らで買いに行ったり、
顔見知りのチャイ屋に、2人で行ったり、
宿で一緒になった、
あらゆる年齢層の(若いのやら、中年やら)人たちと、
おしゃべりを楽しんだり、
宿の主人のお仕事のお供をしたり、
のんびり、ゆっくりの、ポカラ的な毎日を、
堪能しているようだった。

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私はもっぱら、仕立て屋さん通いをしていた。
布を選んで、お気に入りの形に、いくつか縫ってもらった。
うふふ。服を新調するなんて、○年ぶりだろうか?
約20年前にポカラで買ったスカートは、
何年か前には、チュニックにリフォームして、
擦り切れるくらいに着ているが、いまだ現役。
今回作ってもらった服も、きっと10年20年着ることになるかな。
きっと、そうなるだろう。
だから、頑丈に作ってね!大切に着るから。
と、テーラーのムンさんに、お願いした。

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