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2009年7月 1日 (水)

ネパール子連れ旅思い出し日記*さよならヒマラヤ!

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2月11日つづき

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ひとしきり、ヒマラヤを、のんびり堪能して、
山を下りることにする。

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でも、いつまでも、いつまでも、
眺めていたい気持ち。

眺めても、眺め足りない・・・・・・・。

今度は、いつ見られるだろう。
もっと、もっと、近づいて行ってみたいものだ。
これから先は、どんな世界が広がっているのだろう。
いつの日か。
子供たちが、大きくなったら。

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名残惜しみつつ、
振り返り、振り返りして、
山を下りる。

恋人と、別れるみたいに・・・・。

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車道のあるところまで、そう遠くないはずだが、
最初は、かなり急な下りのコースだった。

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途中、何人かの人たちと、
すれ違った。

その人たちは、この険しい道を、
息をつきながら、無言で、
1歩1歩、登って行った。
みんな、背中に、重たい荷物を背負って。

見覚えのある人たちともすれ違った。
一人は、山小屋にいたおじさん。
背中の荷物は30キロだと言っていた。
こんなところで、再会できたというのに、
笑顔がこわばるほど、
大変そうだった。

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それから、今朝、山小屋の前を、
通りかかっていた、
若いお母さん。
きゃしゃな身体なのに、
彼女も、相当な量の荷物を背負って、
登ってきた。
朝のうちに、買出しのために、
山を下りていたのだろう。

自分の、体力、脚力、精神力と比べたら、
考えられないことである。

重たいだろうに、
ちょっと立ち止まり、
荷物を支えていた片方の手を、下ろし、
ゆっくり身体を傾けて、
光ちゃんの、ほっぺを
きゅっと、つまむ。
「ボク、かわいいねえ!」
というかんじで。
この、一連の動作だけでも、
たいへんそうなのに・・・。
何度か、すれ違ったお母さんが、
こうやって、光ちゃんを可愛がってくれた。
(ネパールのお母さんは、小さな子を見ると、放っておけないのだ。)

こちらは、いつものように、

「ナマステ!」と、挨拶するのも、

ためらってしまうほどだ。
そのくらい、
たいへんそうに、1歩1歩、上っている。
まるで、苦行のよう。

小さな子供を連れているお母さんも 何組か見た。
お母さんが、大きな荷物を背負っているので、
子供は、自分で歩きとおさなければならない。
両手で、荷物を支えているから、
手をつなぐことすら、難しい。
ぐずりながら、上っている子もいたが、
どうすることもできない。
光ちゃんぐらいの子が、
この険しい山を、母親について、
往復しているのだ。

同じ、母ちゃんとして、
こういう状況が、どんなに辛いか、
痛いほどわかる。

しかし、この人たちは、山で生活する以上、
自力で穀物や、生活必需品を、運ぶしかないのだろう。

食料や、生活必需品どころか、
家を建てるときの、石、一つ一つも、
鉄管や、材木なども、
人力か、もしかしたら、ラバが運んで来たのだ。
想像すると、気が遠くなる。

子供たちも、泣いても、怒っても、辛くても、
誰も、抱っこなんかしてくれない。
幼い頃から、自分の足で、下りて、上って、
そうやって、強くなってゆくのだろう。

ここの人たちは、
山で暮らすことを、うらめしく思いながら、下りて行くのか、
それとも、
当たり前のように、
特別な感情も持たずに、普通に下りて行ってるのか・・・・・。

山は厳しいなあ。

美味しい水も、美味しい空気も、
ヒマラヤの最高の眺めもあるけれど・・・・。

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というわけで、
ヒマラヤと同じくらい 
親子ともども、心を動かされたのは、
こういった、山を登る人たちの姿だった。

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山に暮らす人たちと、
そして、忘れられないのは、
トレッカーたちを、支える、
ポーターの人たちの、働きぶり。

人間の能力というものは、はかりしれないということを、
見せ付けられた。
そして、その能力を発揮している姿は、
とても美しく、芸術的でさえあるということも。

**

ところで、うれしいことに、

今日は、初めて、光ちゃんが、歩ききった!

パチパチパチパチ!!

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山を下り、お家に帰るのだ・・・・・という雰囲気が、
歩く気を起こしたのかしら。

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でも、光ちゃん、
お家に帰るんじゃあなくて、
ポカラのドオモさんとこに、帰るんだよね。
まだまだ、旅は続くのだよ。

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車道まで、辿りついたら、
一丁前に、
ネパール式に、手を上げ、
バスを止めようとしている、
たくましい、3兄弟の姿があった。

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みんな、元気になったな。

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さあ、ポカラに着いたら、
みんなが、夢にまでみた、
日本食のレストランで 打ち上げしようぜ!

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