« 秋色散歩。 | トップページ | はるや@あすぱる甲賀10周年祭りのお知らせ »

2009年11月17日 (火)

あらためてホームスクーリング

3_002

ホームスクーリングの経験が無い方たちにとって、
10歳にもなる子が、
毎日、毎日、学校へ行かないで、
何をしているんだろう。退屈してないのかしら?
と、不思議に思ってはるでしょうが・・・・。

ところが どっこい、
子供たちは、
やりたいことが、限りなくいっぱいあるようで、
朝 目が覚めたら、
すぐに何かを、し始めております。

2_015


例えば、長男くん、
野球選手のの防御率などを調べ、
一覧表にする作業を、延々としている。

2_011

PCや、関連の本で調べては、根気良く書き写す。

2_002_2
何度も、何度も。
書き損じては、やし直し。納得のいくまで、書いてみる。

2_001

夢中です。

「何の為に?」「それが何か役に立つのか?」
・・・・わかりませんなー。

例えば、太郎くん、
ヨモギを、潰しては、
色水を作る。
コンコンコン 石で潰す。

2_002

うっとりと、眺める。

2_004

何度も、何度も。
コンコンコン
うっとり。

008

他の、葉っぱでもやってみる。花でもやってみる。

3_007

夢中です。

「何の為に?」「それが何か役に立つのか?」
・・・・わかりませんなー。

あるいは、太郎くん、
兄貴の真似をして、
丁寧に、くじ引きをしながら、
トーナメント表を、書いてみる。
小さな字で、びっしりと。

2_018

これは、昔彼が 飛行機に凝っていた時。
飛行機の中に、小さな部屋を、
一つ、一つ、
根気良く、描いていった。

2_023

ものすごい集中力で。細かく、細かく。

2_022

これは、最近長男が、たっぷり時間をかけて作成した、
野球場。

015

これで、いくつ目かな。
始めは、すべてフリーハンドで絵画的だったが、
自分なりに改良を重ね、
今は、30センチ物差しで、きっちり測り、
より、図形的になっった。
この上で、コインを使って思い切り、ゲームを楽しむのである。


私は、そんな子供たちの姿を見ると、
こちらの都合で(ご飯の時間とか、洗濯物干してくれとか。)
それを、止めさせてしまうのは、
悪いように 思ってしまう。

何か、衝動にかられて、
一心に、それをやっている姿は、
崇高な雰囲気さえ、漂っている?・・・・とは、言い過ぎか。(笑)

2_014

大人から見て、
無駄に見えても、意味の無いことに見えても、
何の役にもならないように見えても、
私は、きっと この子には、
これが今一番大切なのだと、信じている。
子供たちのすることで、
無駄なことなど、一つもないと思うのだ。
何か、この子にとって必要な学びが、
必ず、そこにあると信じている。

2_006

・・・・というか、
実際のところ、
それがちょうど良い勉強になっていたりするから 面白い。
打率や、防御率は、算数とつながるし、
選手名を書くことは、漢字の勉強にもつながる。
各国の頭文字を調べることは、ローマ字の勉強。
野球場を作ることは、図形。
世界の野球選手の生い立ちを読むことは、
そのまま歴史へとつながる。
野球漫画を描いたり、
投球フォームを描いてみるのは、図画?

016


また、野球したさに、
初めての場所へ行っても、すぐ仲間を見つけて、
年齢を問わず、色々な人たちと一緒に楽しんでいる。
この間仕事場の近くだった、
京都御所では、もと甲子園大会出場選手の大学生に
教えてもらったと、喜んでいた。

また、野球のニュースが知りたいがために、
近所のおばあさんの家に、新聞を読ませてもらいに行く。
寂しい一人暮らしのおばあさんは
喜んで迎えてくださる。
学校の授業で、地域のお年寄りと交流の時間などが
用意されているようだが、
長男たちは、普段からあたりまえに、
お付き合いしている。
雪かきを手伝ったり、
沢山焼いたケーキを配って回ったり、
野菜をいただいたり、
声をかけあったりというふうに。

そんなわけで、
うちの子どもたちの、毎日の時間は、
とても、学校の時間割には、収まりきれないのである。

しばらく前に、
ある目的を見つけた長男は、
何日か学校へ行き、
一通り授業を受けてみるが、
「学校へ行っている時間がもったいない。」
と、のたまうて、
先生二人きりで話合いもしたが、
あっさり、学校に見切りをつけてしまったようだ。

そして、
「国語と算数と英語は、家で勉強する。あとは野球のチームに入る。」
と、きっぱり。

彼なりに、国語と算数と英語の勉強は、必要を感じたのだろうな。
しかし、
後の、授業は、
彼の言葉を借りると、「無駄な時間」だったのか・・・??

ええっと、何があったっけ? 理科、社会、道徳?、音楽、図工それから・・。
後々、私も考えてみると、
理科や社会は、
我が家にとって、
それは、学校の塀の中にあるものではなく、
外に無限に広がるものなのだろう。
村のおばあさんとの普段のお付き合いから始って、
旅先や、仕事先で、訪れる場所、出会うハプニング、さまざまな人々、
すべてが、社会そのものであり、学びの対象であり、先生となり、友達となり得る。

2009_0503_120216aa

野山で見つけた動物の死骸を観察したり、骨を持ち帰ったり、
黒雲のように空を埋め尽くすような渡り鳥に遭遇したり、
虫の交尾に不思議がったり、
台所で発酵食品を作る過程や、
薪でお風呂を焚いていて、
思わぬ化学反応に驚いたり、
生活の中で、自然発生的に起こる、すべてのことが、
理科であったり、社会であったり、色々な科目となってしまうのだ。

007


「好きなことばっかりしてたら、将来困るんとちゃうかー?」
という意見もありましょうが、
私ら夫婦、そんな心配もしてない。
(学校へ行ってても、心配は色々とあるやろう。それは同じこと。)

005

好きなことを、仕事にしたらいいのだと単純に思うのだ。
一流企業に入れることが幸せだという価値観は持たない。
今、わが子たちが、
「させられて(従って)、それをやっている」のではなく、
すべて自分で決めて、自分の時間を愛しむように生きているように、
大人になっても、
自分の人生を、自分で選択し、仕事を、創造し 愛して生きてくれたら、
最高だなと思う。

(↓なんや、これは?)

006


というか、そういう人生を送るために、生まれてきたのではないかな!
(みなさーーん、そういう人生を生きていますかあーー?)

2_046

子供時代、たっぷりな自由な時間の中で培った、
集中力や根気力、何もないところから創造する力、楽しむ力などは、
そのとき、きっと役に立つんじゃないかな。

2_002_3

****************************************

というわけで、
ホームスクーリングについて、
書いてくれと、リクエストが多いので、
思いつくままに書いてみましたよー。
雨降りの のんびりした午後に。

いやいや、のんびりしている場合ではない。仕込みがあったのだ!















|

« 秋色散歩。 | トップページ | はるや@あすぱる甲賀10周年祭りのお知らせ »

ホームスクーリング」カテゴリの記事

コメント

日本では、まだまだホームスクーリングは珍しいんやね。ポートランドにはホームスクーラーぎょうさんいたはるし普通なんやけど。
ユミエさんとこは,パイオニアやな。

投稿: くるみ | 2009年11月17日 (火) 15時47分

ぐふふと笑ったり、涙ぐんだり、忙しい日記でした!
ありがとさんです。

これ、プリントアウトとかして、資料にしてもいい?
ここに、ひとつの選択があり、私たち街に住む人間にとっての選択もある。
どれがベストではなく、この力をもっている子どもを信じて、
どんな場面ででも、真摯に向き合うこと。大人が負けないこと。

今、私が提案しようとしている地域の活動の説明の際に
ひとつの視点となる気がするのです。

HPにのせてはるんで、あかんとは言わはらへんでしょうが
お借りしまする。よろしくです。

投稿: さかいのりこ | 2009年11月17日 (火) 15時48分

まってました~♪
生活の中の学び、そうじゃないとほんと、一日寝たら忘れちゃう、何の役にもたたないことになってしまいますもんね(自分がそうだった)

私ももうちょっと家庭という基盤がしっかりしてたら迷わずホームスクーラーだなぁ。

投稿: あわぽん | 2009年11月17日 (火) 20時34分

くるみちゃん、
ポートランドでは普通なんや!!
すごいなあ!!!!
こちらでは、道無き道を作って行くかんじであります。
日本は、遅れてるよな~~。やっぱし。

投稿: yumie | 2009年11月17日 (火) 23時11分

のりこさん、
もちろん、どうにでも使ってください。
ありがとう。
色々な選択肢がある中の一つとして、これが、少しでもそのサンプルになったら、うれしいです。
いつも読んでくれてありがとう。

投稿: yumie | 2009年11月17日 (火) 23時13分

あわぼんさんありがとう。
私たちは、最初は全く自信ありませんでした。
でも、勇気を持って、規制の枠から外れてみたら、思わぬ風景が広がっていた・・というかんじです。
あとは、子供たちが、いきいきと、楽しいことを、自分の力で広げていってくれました。
これは、うちの子が特別なのではなく、
どの子にも、そういう力はあるのだと思います。

投稿: yumie | 2009年11月17日 (火) 23時20分

またまた、いいお話をありがとう♪

ほんと、
食べもののことにしても、
お産のことにしても・・・
いつもはるやには、
実行!→結果。オ~ライ!ってな感じで、
自分たちが歩んでいる道に、
自信を与えてもらいます♪

どうもありがとう。

はるやのホームスクーリング。
ほんとすばらしいね♪

ここ日本では、
右に習え精神?とでもいうのかしら?
みんなやっていることが、
いいことだ・・。
そんな風な意識が強いように想いますが、
わたしは、こうやって、
自分はこうしていこう。
自分たちは、こうでありたい。
そう想い、実行してゆくことは、
とてもすばらしいことやと想います♪

ホームスクーリングといっても、
その家庭・家庭によって、
さまざまなんだろうなぁと、想います。

この、風ちゃんや、タローちゃんの姿は、
そのすばらしき、ゆみえさん。はるふみさん。
あってこその姿でもあるんでしょうね。

お~~。わたしも、
きばって自分のこと磨くぞ~~♪
(長くなりました・・(笑))

投稿: ひよ | 2009年11月18日 (水) 08時07分

「集中力や根気力」
親のほうがガンバですなー(爆!)

今日はそっち寒いかな?
北山を自転車で走れるのも今月一杯かなー


投稿: DT | 2009年11月18日 (水) 10時29分

美しき自然の恵みに感謝ですね!日本むかし話みてるみたいにほっこりとしました。それにしても光ちゃん大きくならはったねー。昨日生まれたような気したのに。子供たちの、笑顔がものすごくよい!パワーがあふれてまっせ。この瞬間今が大切!無駄なことなんか、なにもありません。家族を作るってええことどすなー。実りの秋に感謝ですね。風邪ひかないようにね。ひまま

投稿: 石川広子 | 2009年11月18日 (水) 20時48分

ひよちゃーーーん、
「右にならえ精神」の中で、
一人だけ左を向くというのは、
勇気がいりますね。
でも、それは最初だけでした。
あとは、ほんと子供たちが行く先を示してくれるから。
親も、一緒に成長させてもらってるんだと思う。

投稿: yumie | 2009年11月18日 (水) 21時56分

DTさん、だまらっしゃいヽ(*≧ε≦*)φ
集中力と根気が無いのは、PC関係だけやで!・・・というのは、言いわけにもならんか。
私も、ホームスクーリングしてたら、マシやったかな~。なんちゃって。

投稿: yumie | 2009年11月18日 (水) 21時59分

ひままはん。ありがとう。
今を大切に生きている人たちは、
仕事や環境が違っても、遠くに住んでいても、惹かれ合うものがありますね。
わたしは、くーちゃんのブログが大好きですよ。

投稿: yumie | 2009年11月18日 (水) 22時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1191000/32247736

この記事へのトラックバック一覧です: あらためてホームスクーリング:

« 秋色散歩。 | トップページ | はるや@あすぱる甲賀10周年祭りのお知らせ »