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2009年11月25日 (水)

子供と話す。その2

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先日 人権センター「あすぱる甲賀」さんのイベントで、
出演させてもらった上、お礼までいただいたので、
「あすぱる甲賀」さんが、どんな活動をしているか、差別のこととか、
子供たちに話しておこうと思った。

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ゲストで来られていた、
猿回し師の村崎太郎さんは、
ご自身が部落出身であることを、
ずっと公けにしていなかったそうだが、
このたび、生い立ちのことなどを執筆し、
家族の方たちに反対されながらも、
勇気を出して本にされたそう。
そんなわけで、
今回のイベントに出演されてたのです。
私は、なんで、猿回しなんやろ~~?って思ってたんだけど。
そして、
身近に感じないだけで、
同和問題というのは、まだまだ根強く残っているんですね。

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**                  **

さて、ごはんどき、子供たちに語った。

「世の中には、色々な差別がある。

出身地による差別、

職業による差別、

国籍による差別、

宗教による差別、

考え方の違いによる差別、

 

女だからという差別、

子供だからという差別もあるし、

障害をもっているからという差別、

そうそう、<はだしのゲン>でも色々な差別出てきたなあ、

朝鮮人への差別や、被爆者への差別。

被爆しているからと言って、結婚断られてた話があったなあ・・・。

それから、学校へ行ってへんという差別もあるんやでーー。

学校へ行っていても、出身校による差別もあるしな。」

「えーーーっ?そうなん??」(長男)


「そうや。アホらしいことになあ。

学校へ行ってへんからといって差別する人はな、

学校へ行かなくても、

ふうちゃんたちのように、自分で勉強してしっかりやっていけるということを、

たぶん、知らないんやと思うねん。

残念なことに、学校へ行かなくては、子供はちゃんと育たない、

勉強もできないと思いこんでいる人は、いっぱいいると思うよ。

みんな、学校以外でも子供は育つということを、経験したことがないからなあ。

わたしも、そうやったもん。

THE FAMILYの子供たちに会うまでは、わからへんかったもん。

でもな、

ふうちゃんたちを知っている人たちは、

みんな、わかったと思うよ。

近所のおばあさんたちもそうやし、○さんも、×さんも、△さんも・・・・みんな。

ふうちゃんと出会った人たちは、

みんな、<学校へ行かなくても、ちゃんとできるんやなあ。>って、

感心してるよ。」

「そうやなあ。

ほんならなあ、

僕が、前 学校へ行ったときなあ、

同じ服着て行ったり、お茶とちごて、お水持っていっただけで、

みんな<えーーーっ!!>言うて、大騒ぎしはったんやけど、

これも、差別かなあ?」(長男)


「うーーん。どうやろなあ。

ふうちゃんは、嫌な感じがしたんやな。

悪気があったわけでは ないと思うけどなあ。

一人だけ違うことしてるということが、びっくりやったんかなあ。

例えば、ふうちゃんは、

あちこち色々な人と出会う機会があるし、

ネパールやタイの子供たちも、知っているし、

世の中には、色々な人や色々な暮らし方があるってわかってるやろうけど、

学校へ毎日行っている人は、

もしかしたら、学校で毎日会う友達のことしか、知らないのかも知れないなあ。

ふうちゃんにしたら、

毎日同じ服着ていても、

飲み物を何持って行ってても、たいした問題じゃないやろ。

でも、学校の友達にとったら、一人だけ違うことしてる言うて、大問題やったんかな。(笑)

おしゃれをしたくて毎日着替える人もいるやろし、

お母さんから毎日着替えなさいと言われる人もいるやろし、

たいして汚れてないから、同じ服を着る人もいるやろし、

それは、自由や。

どっちでもええねん。

水が好きな人は水を持っていったらいいし、

お茶がいい人は、お茶。

これも自由。

大騒ぎするようなことでも、無いわなー。

気にせんでもええやん。

世界中、見回してみいな、

色々な暮らしや生き方があるんやでーー。

逆に毎日着替えをしている方が、ヘンやー!おかしいーー!!って

言う国も、あるわな。」

「そうやなあ!」(長男)

「みんな、<知らないから>差別が起こる・・・・ということもあるのかなー。

S学園(私が昔勤めていた知的障害児の福祉施設で、毎年一回家族で訪問している。)の人たちも、

突然大きな声を出したり、暴れていたりして、

最初は怖いなあと思うやろうけど、

ちゃんとお話したり、よく観察していたら、みんな面白くて、友達になれるやろ。

みんな、ふうちゃんたちと同じ一生懸命生きている人たちや。」

**********************************************************

なーーんて、ことを話した。

途中、差別の話から外れて、ホームスクーリングの話へと移ってしまったけど、

子供たちには、

ホームスクーリングを選んでいるという自覚と自信を持っていて欲しいと思うのだ。

そして、こうやって、

しつこく、繰り返し、繰り返し、事あるごとに、

私は、「世の中には、色々な人がいて、色々な生き方、価値観があるんやで。

    それぞれの、その人のたった一つの人生は、大切にされなければならないんや  
    でーー。」 

ということや、「人と違うことを恐れないで、自分の本当に進みたい道を歩いて行ってね。」

というようなことを、

子供たちに伝えたいなあと思うのだ。

(果たして私は、そういうことを、親や学校から教えられたことがあるかなあ??)

そうやって、しつこく言われて育った子たち(笑)が、大人になる頃には、

ますます、多様な教育が選ばれるようになって、

面白い大人が増え、

<差別する>というような発想さえも存在しないような、

楽しい世の中になって欲しいもんです。

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コメント

とっても素敵なお話なのに…
このスポンサーのリンク!!(-"-;)

「不登校が直ったのです」
「登校拒否でも通える高校」

止めてほしいね…。これ、言葉から拾って勝手にリンクされるのかな?ううーん…ミスマッチ!?って楽しめばよい?!

投稿: RUDO | 2009年11月25日 (水) 21時12分

RUDOさん、
いつも、スポンサーのリンクには、
笑わされてます(*^-^)
以前は、
水子とか、禿げ頭とか、皺とか出てきました~~(*^ω^*)ノ彡
どっか、文中の言葉が、ヒットしてしまうんでしょうねえ・・。

投稿: yumie | 2009年11月26日 (木) 22時43分

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