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2009年12月 2日 (水)

子どもの権利宣言!

012

たまたま見た 12月1日の朝日新聞の夕刊に、
こんな記事がありましたよ。

以下 朝日新聞より。
******************************************

「(不登校の)子供の権利宣言」

「子供の権利条約」の国連採択から11月20日で、20年をむかえ、
東京のフリースクール「東京シューレ」に通う子供たちが、
「不登校の子供の権利宣言」をつくった。

学び方を選ぶ権利を求め「共に行きやすい社会を」と 大人に呼びかけている。

******************************************
                                  抜粋終り。

私は、「不登校」という言葉について、

わが子たちを見ていると、非常に違和感を感じるのですが、

この記事には、

>「不登校をする権利」という表現は、

>「登校が義務との前提に立っている」と疑問が出て、

>「学校へ行く・行かないを決める権利」に落ち着いた。

と、書いてあります。

わたしも、その方が、しっくりいくと思います。

さて以下、その権利宣言からの抜粋です。

すばらしいです。

風歌と、二人で感動しました。

「これ、子どもが考えたって、すごいなあ!!」

と言っていました。

わたしは、この宣言について、

何も不登校で悩んでいる人たちだけではなく、

すべての子どもたちにも、

そして、教師の方たちにも、保護者の方たちにも、読んで欲しいと思うのですが・・・・。


以下、抜粋
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1.私たちには、教育への権利がある。

  学校へ行く・行かないを自身で決める権利がある。

  義務教育とは、国や保護者が、

  すべての子どもに教育を受けられるようにする義務である。

  子どもが 学校に行くことは 義務ではない。

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2・私たちには、学びたいことが 自身に合った方法で学ぶ権利がある。

  学びとは、私たちの意志で知ることであり、

  他者から強制されるものではない。

  私たちは、生きていく中で多くのことを 学んでいる。

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3・私たちには、学校、フリースクール、フリースペース、

 ホームエデユケーション(ホームスクーリング)など、

 どのように学び育つかを、選ぶ権利あある。

 大人は、学校へ行くことが当たり前だという考えを 

 子どもに押し付けないでほしい。

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4・私たちには、安心して休む権利がある。

  おとなは、学校やそのほかの通うべきとされたところに、

  本人の気持ちに反して行かせるのではなく、

  家などの安心できる環境で、

  ゆっくり過ごすことを保障してほしい。

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5・私たちは、ひとりひとり違う人間である。

  おとなは子どもに対して競争に追い立てたり、

  比較して優劣をつけてはならない。

  歩む速度や、歩む道は自身で決める。

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6.不登校、障がい、成績、能力、年齢、性別、性格、容姿、国籍、

  家庭事情などを理由とする差別をしてはならない。

  例えばおとなは、

  不登校の子どもと遊ぶと自分の子どもまでもが不登校になるという偏見から、

  子ども同士の関係に制限を付けないでほしい。

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7.私たちには、不登校を理由にした暴力から守られ、安心して育つ権利がある。

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8.私たちは、他者の権利や自由も尊重します。

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以上、抜粋してみました。

その他、プライバシーの権利、対等な人格として認められる権利、

子どもの権利を知る権利など、

前文と13条から、成り立っています。

全文は、東京シューレのサイトで、読むことができます。
是非、前文から読んでみてください。

(このサイトの、<最新情報>という項目から入ってみてください。)

この宣言は、

国際法である、世界人権宣言、国際人権A規約、児童の権利の関する条約、

また、日本国憲法 第7条、

第13条(個人の尊重、生命、自由、幸福追求の権利の尊重)

第26条、第97条、

教育基本法 第7条などと、照らし合わせても、

すべての子どもが保障されなければならない、まったく、正当な権利だと言えます。

このように、細やかな宣言を子どもの側で考えつくということは、

裏を返せば、この子どもたちは、

このような権利を、侵された辛い経験を持っておられるのかも知れません。

うちの子どもたちは、「学校へ行っていないことによる差別」なんて、

この間、母子で話をするまでは、

思いもよらなかったようですが、

実際、学校へ行けないこと・・・不登校はあかん。ダメな子、甘えてる、わがまま・・・

なんていうような価値観の中で、

暮らしている子どもたちにとって、

この宣言は、心からの叫びのようにも聴こえます。

胸が痛みます。

でも、こんなすばらしい人権宣言が、

子どもたちによって、なされたというのは、

ほんとうに、子どもたちの未来に、一筋の光を見る思いもします。





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コメント

信州にいます
信州教育ってことばもあったなー

権利ってことばで
いろいろと考えたりします

権利って太陽のような恵みなのか
勝ち取るものなのか
太陽の恵みなら良いけどねー
(こっちの山ん中は寒いっす)

投稿: DT | 2009年12月 6日 (日) 16時12分

権利とは、太陽の恵みなのか、
勝ち取るものなのか・・・・

さすが、DTさん、
うまいこと言うねー!!
どの人にも 等しく降り注ぐ、
太陽の恵みであって欲しいです。
ほんま。

投稿: yumie | 2009年12月 6日 (日) 19時31分

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