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2009年12月16日 (水)

山のふもとの おじいさん、おばあさん!

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山のふもとの、

おじいさんたち、おばあさんたち、

ありがとう。

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私たち、

子どもが 学校へ行ってなくって、

車は、あんなんやし、

わざわざ、薪で生活しているし、

ケッタイな家族やなあって思ってたでしょうけど、

「あんたら、ええ教育してるなあ!」

「アンタ、人生楽しいやろ!うらやましいわあー。」

なーんて、温かく?見守ってくださって、

感謝しております。

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「あんたらが、いてくれるだけで、にぎやかでええわー。」

と言う、お言葉に甘えて、

ここでにぎやかに暮らして、

元気な子どもたちの姿を見ていただくことくらいしか、

お役に立てませんでしたhappy01

(ほんまに役に立ってたのかどうか?)

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思えば、ここへ来たときは、

太郎くんが、まだハイハイ。

初めての薪暮らしと、家の修繕。

野良仕事に、はるや稼業、

そして、赤ん坊との暮らしに追われ、

自分の家族のことだけで精一杯(○゚ε゚○)。

最近やっと余裕が出てきて、

「暇やー。暇やー。」

と言っているおばあさんたちと、

何か、一緒にできること無いかなーと、

思っていました。

古い映画の上映会とか、

写経とか、体操とか、、、

(うーーん、何か特技を身に付けておくべきだった。)

ところが、どっこい引越しになったので、

後ろ髪引かれる思いで、

出ていきますweep

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**

おかずの差し入れをしたら、

「もっとしょっちゅう 来てくれんと困るんや!」

と、喜んで(coldsweats01

突然の訪問を受け入れてくださった、

無口で腰の曲がったおじいさんも、

兵隊の話ばっかりしていたおじいさんも、

ウドのありかを、絶対に教えてくれなかったcoldsweats01

お茶目なおばあさんも

(でも、今年やっと判明!)

朝の散歩で、

「おはようございまーす!」

と、手を振り合ったおじいさんも、

今はもう、あの世の人。

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風歌たちとよくふざけていた、

もんぺの似合う、

チャーミングなおばあさんが、

この夏の終りには、

亡くなった。

子どもたちと、入院先のおばあさんへ、

一所懸命手紙を書いたんだけど、

遺族の方が、

あの手紙が、とてもうれしいお見舞いだったと、

言ってくださった。

ああ、風歌、うれしいねえ。

あんたの手紙、

とてもやさしい、心のこもった文章だったもん。

伝わったんだね。良かった。

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たまには、

ケーキや蒸しパンをいっぱい焼いて、

子どもたちが、一軒、一軒、配って歩いた。

おやつが入った籠を下げて、

和風の赤ずきんちゃんみたいで、

可愛かったなあ。

ケーキが、大きなカブになって返ってきたり、

持ちきれないほどの、

ハヤトウリになって返ってきたりして、

楽しいお使いだったね。

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光ちゃんが、生まれたとき、

風歌が、伝書鳩のように、

ぴゅーっと外へ飛び出して、

「生まれた!」と、言いに走ったな。

「おおっ!昔は、みんな家で産んだもんや!」

と、喜んでくださっている、

おじいさんたちの大きな声を、

生まれたての赤ん坊をお腹にのせて、

幸せな気持ちで、

聞いていた。

あのとき、私たちが家で産もうとしていること、

みんな心配してはったんやろうなあ・・・。

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**

おばあさんの井戸端会議に混ぜてもらって、

話を聞くのも、楽しかった。

車がまだ無かった頃、

一升瓶や、米袋を担いで、

10キロ、20キロと、炭焼きの山に、

登っていた話。

(ネパールとおなじやんか。)

産後間もないのに、

赤ん坊を姑さんに預けて、

すぐに山へ入らなければならなかった話。

牛が、土を耕していた頃、

蚕を飼い、機織をしていた頃、

蕗を塩漬けにし、大切に食べていた頃、

高キビを、育て、団子にしていた頃、

川で小魚を採ったり、蜂の子を採っていた頃、

そんな時代の話を よく聞かせていただいた。

こちらから、聞くことをしなければ、

お天気の話題なんかで終わってしまうけど、

興味を持って聞いてみると、

実は、おじいさん、おばあさんの

記憶の中には、

引き出しはいっぱいあって、

そろりと、開けてみると、

山で生きていた時代の思い出が、

息を吹き返す。

それを、一つ、一つ、

手に取ってみるようにして、

いきいきと、話してくださった。

色々、教えてくださってありがとうございました。

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ああ、

あと5年・・・・いいえ、

2年、3年・・・

どうなってるんだろう。

あのおばあさん、あのおじいさん、

達者でおられるだろうか。

「あんたら、いいひんようなったら、寂しいわあ・・。」

顔を合わすたびに、言ってくださるのだけど。

どうぞ、どうぞ、

みなさん、お元気で、

もうそこまで来ている、

雪の季節を、

私らなんぞ、足元にも及ばない、

山の人の逞しさで、

この年も無事乗り越えて、

温かい春を迎えてください。

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さて、

次なる地では、

どんな おじいさんやおばあさんが、

待ち受けておられるのだろうな・・。

これまた、楽しみ。

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コメント

ええ!引越しするんやね。
次はどんなとこかなあ。
はるやさんやしたぶんもっと自然が豊かでよさそうなところやろね。
引越しはいつごろ?

投稿: 庭師だいすけ | 2009年12月16日 (水) 22時01分

ゆみえさん、ありがとう。
なぜか涙ぽろぽろです。なぜか、じゃないか。
大事にしたい、と思ってることを、日常の生活の中で
どことどこをつなげて、どうやったら、
うわっすべりな言葉ではなくて、子どもの体験としてしみ込んでいくのか、を
まちなかで、それも時間に追われたりする生活の中で
私は必死でやってるんやなぁと思いました。
もちろん、その必死さが、全然違う
思いも寄らないプレゼントとなって返ってくるんだけど。
だから、街暮らしもいいもんだね、と思うけど。
私の心の故郷は、やっぱりそういう
おじいちゃんおばあちゃんの暮らしなんやなぁ、って思った。
貴重な一コマ一コマを、書いて表現して教えてくれてえ
ありがとう。
また、次へのヒントをもらいましたぜ!
私も次のステップへいきまっす♪

投稿: さかいのりこ | 2009年12月17日 (木) 11時27分

のりこさん、
いつもしっかりと、
私のキモチ、伝わっているようで、
とてもうれしいです。
ありがとうね。
わたしも、
のりこさんの熱いコメントの中から、
しっかり、何か掴んで、
次ぎへのステップにするよ!

投稿: yumie | 2009年12月17日 (木) 23時15分

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