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2010年2月17日 (水)

弁当の日々 その2

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~弁当に寄せる思い。~

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(↑*自家製バジルペーストと、高きびのペンネ。
  *ひよこ豆と車麩の煮込み+豆腐と根野菜+餅キビ豆乳ソース
  =残り物リサイクルグラタン。*自家製酵母パン*焼き芋)

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お山の分校には、給食がない。。
僻地ゆえに、
経費の問題やら、運搬の問題やら、多々あるのか、
要望を出せども、行政側は動かず、
実現できないでいるらしい。

そんな中、
「ああ、お弁当で良かったなあhappy02!」
と、喜んでいる不謹慎(かも知れないcoldsweats01)な
はるやでございます。

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どんな僻地であろうと、
都市部と同じサービスは
当然の権利として受けるべきだ。
学校給食も然りangry
というような、意見もありましょうが・・・・・。

それが、行政側からの、一方的なサービスである場合は、
いまや、
全国どこへ行っても、
画一的な行政や街、人の考え方になってしまうような、
時として、その地域のもつ個性や温かみまでも、
奪ってしまっているのではないか・・・
というような、話を聞いたことがある。

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私は、
今一番身近な問題として、
学校給食のサービスについて、
ちょいと、考えてみるthink

現状では、
遠い給食センターの
大きな厨房で、
業務用の厨房器具や業務用調味料などを使用して、
大量に作られ、
食品衛生法に準じて、
消毒されたり、冷凍されたり、
パックされたりして、
運ばれるところも、多いらしい。

私は、そんなふうに作られたご飯を、
まだ、体もできあがってない、
育ち盛りの子供らに、
毎日、食べさせるのは
抵抗あるな~~って、思ってしまう。
(たまになら、いいんやで。)

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また、
最近は、ほとんど米飯給食で、
その土地産の食材を、
一部使用していると、
うたっているようだが、
だからと言って、
給食の安全性が高まったのかどうかも、
疑問think
小学校の給食で、
食用ではない米が使用されたとか、
カドミウムが検出されたとか、
産地偽装とか、
そんなニュースは、
いつまでたっても絶えない。
抗生物質や、農薬浸けの飼料で、
汚染された肉は、
何かしら加工されて、
献立の中に ほとんど毎日紛れ込んでいるし、
牛乳も、しかり。
小麦本来の味がわからないような、
白砂糖や油たっぷりのパンと、

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(↑国産の小麦だったら、水と塩だけで、美味しいパンはできるもんです。
  でっかくて不気味な妖怪のようなcoldsweats01はるやのパン。)

そのパンの味を、
誤魔化すかのように付く、
添加物いっぱいの、ジャムやマーガリン?バター?・・・のようなもの。
(純粋なそれとは、違います。)

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(↑ナッツや味噌やオリーブオイルや岩塩で作った、うちの変てこなバター。)

こんなモンを、
大事な子どもらに
食べさせるなんぞ、
学校給食の、栄養士さんだか、教育委員会だか、
ちゃんと食べもんのこと、
ベンキョーしてますか?
と、お聞きしたいthink
今時、図書館へ行けば、
牛乳や肉や添加物、白砂糖の危険性や、
肉食生活と、環境問題との関係やら、
いくらでも、
情報は入ってくると思うんだけど。

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(↑硬そうやなーcoldsweats01

食べ物を作る仕事をしている者として、
いえるのは、
給食のように大規模な、
料理を作る現場で、
しかも、低予算でとなると、
原材料にしろ、
加工、調理の過程にしろ、 
安全性は、期待できないということだthink

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「冬場に冷たいお弁当を食べさせるのは
可哀想。」
「みんなが同じものを食べられるし、
嫌いなもんでも、食べる習慣がつくし、
給食がよろしい!」

というご意見もあるのだろうけれど・・・・。

しかし、
わが子が、
親のもとで暮らす歳月なんて、短いもの(たぶんね)。
僻地であれば、なおのこと。

長い目でみると、
親の手作りのものを食べる日々なんて、
ほんのわずかな期間なのでありますweep
せめて、その間、
母ちゃんや、父ちゃんが、
心をこめて、
こしらえたもんを、
(たとえ、冷たかろうが、残り物であろうが。)
しっかり、食べてもらいたい。

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お家の、
小さな台所で、
ちょこちょこっと、
残りものなどとありあわせて
手づくりしたものの方が、
その子の力のもとになると 私は信じている。
(もちろん、わが子を愛する気持ちは同じでも、
食に対する考えは、様々だと思うが。)

風邪気味の時には、
生姜を使ったおかずを作ってやったり、
胃腸な疲れてそうなときは、
梅干を入れるとか、
油ものを控えるとか、
めでたい日には、
お赤飯を炊いてやったり、
一ヶ月以上も前から定められた献立とは違って、
その日、そのときの、
子供や家庭の事情で、
七変化する献立も、
楽しいではないかconfident

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私は、「食」を通して、
わが子に伝えられるものは、
いっぱいあると思う。
理屈じゃなくて。感覚として。

「みんなが同じものを食べることが大事」
という意見も、

うーーん?どうかなー?

これ以上、学校に、「みんな一緒に!」はいらないんじゃないか?
一人、一人、違うものが
もっとあってもいい。
弁当一つとっても、
弁当箱から、中身から、すべて、
それぞれの家庭の個性や文化があるし、
違うからこそ、面白いと思うのだ。

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(↑*手づくり市で いただいた子鮎の佃煮、ワカサギの南蛮漬け。
  *てづくり市の残りのキッシュとお焼き。
  *焼きレンコン *自家製沢庵&ラッキョウの醤油漬け *白菜とニンジンのサラダ)

自分と違うことを、
色々な生き方があると言うことを、
(受け入れるのは難しいにしても、)
受け止められる感性、否定しない感性を、
子どもの頃から、育てていって欲しいと思う。
(こういう感性こそが、語学ができるかとかよりも、グローバルなものの考え方へと繋がるのだと思う。)

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知り合いの中には、
給食のサービスがあるところでも、
あえて、弁当をわが子に持たせている家庭もあるし、
または、
弁当を持たせたいのは、やまやまだけど、
色々な事情で、作ってやれないの・・・
と悩んでおられる家庭もある。
または、
たかが給食くらいで、ガタガタ言うて、
どーすんねん・・
って、意見もあるだろう。

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弁当か、給食か、
選択できたらいいのになあと思う。
それぞれの家庭の事情で、
気兼ねなく、弁当を持参できるような、
おおらかな雰囲気があればなあ~。
世の中には、
菜食主義の人、
豚肉を食べない人pig
牛肉を食べない人taurus
生ものしか食べない人apple
肉も魚も食べるけど、添加物は絶対嫌な人、
塩を摂取しない人、などなど、
さまざまなスタイルの、食生活が営まれているはずなのに、
(それは、ただの「好き嫌い」とは、違うのだ。)
学校へ通う限りは、一律給食で、
行政任せ・・というのも、ちょっとなあ・・・。

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別に、アレルギーがあるからとか、
体質の問題からでなくても、
その家の食生活が、
その家の文化、個性として、
あたりまえに、受け入れられたらいいのにな。


・・・・というわけで、
冒頭で触れたように、
このお山の村では、
僻地ゆえに(?)、
後回しにされている、
さまざまな公共サービスがありまして、、
そのおかげで、
この村独自の、
手づくりで温もりのある、サービスが、
必要に応じて(迫られて?)、
生まれてきたように見えます。すばらしいです。
(それは、日常で助け合って暮らしている住民たちのアイデアと
それを実行する行動力が実を結んだ成果であるわけです。→頭が下がります。)

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「たかが弁当 されど弁当」
わたしは、学校給食も、
実現されてないからこそ、
今、このお山の学校で、
子供たちが経験できている、
独自のものを、
僻地である恩恵として、喜んでおるわけです。
だって、
毎日の弁当の他、
先生が、おやつにぜんざい作ってくれたり、
たまには、弁当を休みにして、
自分らで作ったお米を炊いたり、
鍋したり、
先生が、腕を振るって作ってくれたり、
そんな学校、
あんまり無いでしょう?

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コメント

力作だ~
ブログもオベントも

私のお昼は
相変わらずダルと玄米とタルカリでした
あー美味しー

投稿: DT | 2010年2月17日 (水) 19時43分

同感です〜。

うちも給食の心配しなくていいから良かった〜。

変てこバター、食べてみたい…。

投稿: すぎもと | 2010年2月17日 (水) 19時45分

DTさん、
褒めてくれてんのー?!
ありがとーー。
ちょっと、熱く語りすぎてしまったけど。
ええっ?
まだ、ダルバートタルカリ、飽きてへんのかいな?
すご~~~~い。
よっぽど、体質に合うんやなcoldsweats01

http://blog.livedoor.jp/factory0523/archives/52084096.html

投稿: ゆみえ | 2010年2月17日 (水) 22時57分

すぎもとさん、ありがとう。
同じ気持ちの人が 一人でもいるというのは、ほんと、うれしいです。
変テコバターは、
いつも適当です。
好みのナッツと油と塩で、ガーっと、
フードプロセッサーにかけるだけwink

投稿: ゆみえ | 2010年2月17日 (水) 22時59分

ひかりちゃんお手製パンかたそうですねー
味は格別なんでしょうね(o^_^o)
料理が苦手な私には給食様々でした。
時間に余裕できた今は玄米を炊く時間も野菜を煮込む時間も楽しめる時間になりました。こないだ八ケ岳の帰りにたかきび買ってきました。ゆみえちゃんのレシピ参考にしながらネットを駆使してチャレンジしてみます。
あ!手作り市行けなくて残念でした。ごめんさない。また機会見ながらちょこちょこ買い物に行きたいです。

投稿: kiki | 2010年2月18日 (木) 09時40分

kikiさん、
うちの母も、
フルタイムで働いていたから、
小学校のときは、給食で助かったと思います。
中学になって、家族4人分の弁当を、
朝早くから作ってくれてたんだけど、
今思うと、たいへんやっただろうなあと、
胸がきゅんとなります。
高きびは、
炊くと、もっちり粘り気があり、
食感といい、色合いといい、
うちでは、ひき肉の代わりやと思って、
使っていますよ。
カレーにも入れるし。
色々試してみてね!

投稿: ゆみえ | 2010年2月18日 (木) 22時46分

アメリカでは給食あっても選択制ですね。
アレルギーのある子,ベジタリアンな子、宗教上の理由で豚は食べない等々文化背景にも多様性があるんで選べないとどうしようもない。弁当持参組も多いですよ。給食カードがあって,給食を受け取る時にカードに記録が残って,食べた数の分だけ料金が加算されます。だから飛行機の機内食みたいに温めて必要な数だけ出せるジャンクなメニュー多し。それにサラダとフルーツが付いてくる感じです。
 ゆみえ弁当食べたいよー
食べ物の写真が〜あ〜もう〜美味しそう!

投稿: くるみ | 2010年2月19日 (金) 04時21分

くるみちゃん、
やっぱ、
アメリカは、
文化の多様性を、
日常的に、受け入れるという土壌がある国やな。
はるやは、
そーいうとこのほうが、
生きやすいんやろか?
アメリカ向き?
なーんちゃってbleah
昔、ポートランドに滞在中、
やれ、アメリカ人は、
使い捨てが多い!とか、
持ち寄りパーテイーやのに、
みんな、買うてきたもんやら、
缶詰のもんやらばっかりやんか!とか、
朝から晩までしゃべりっぱなし!とか、
朝から晩まで、何杯コーヒー飲むねん!とか、
なんや、
怒ってばっかりのわたしでした。
今、くるみちゃんのブログでは、
これまでの、私のアメリカの印象を、
覆すようなことが多々あるので、
また、行ってみたいなー、
なんて、思っていますwink

投稿: ゆみえ | 2010年2月19日 (金) 23時28分

はじめまして、こんばんは!

この前、友人からナナイロつーしんをいただき、風歌くんの旅行記、そしてはるやさんの手記を読んで、とてもおもしろくて、こちらにもきました。

風歌くんの旅行記も全て読ませていただき、本当におもしろかったです。
ネパールで、お子さん自身も皆で自由にのびのびと過ごしている様子が伝わり、とても素晴らしい旅たっだのでしょうね。
ご家族で写った写真、とても良かったです。
私も大好きなインドへいつか家族で行ってみたいです。
(娘は3才になったばかりです)

はるやさんのブログのバックナンバーも読ませていただき、それぞれの記事に感動しましたよ。
こどもとはなす 素晴らしかったです。
こんなお母さん、最高。

日本の原風景のような素晴らしい里山の自然の中で、朗らかに笑うお子様たちの可愛い事!

この記事にも共感!

こちら札幌からですが、またちょくちょくおじゃまさせていただきま〜す^^


投稿: ともこ | 2010年2月20日 (土) 23時04分

ともこさん、ありがとうございます!
ナナイロ通信が、
遠い札幌まで、届いてるなんて、びっくり。
そして、
バックナンバーも読んでくださるなんて、
うれしいです~~!!!
ともこさんは、インドが好きなのですね。
わたしも、
インドへ子供たちを連れて行きたかったのですが、
やっぱりインドはまだきついかなあと思い、
まずは、穏やかなネパールへということになりました。
次回は、
ネパールとインドのダブルで行きたいと思ってますwink
ネパールも大好きですが、
インドは、やっぱりインド!
あの国も、
子供たちに、経験させたいです。いつか。
http://www.youtube.com/watch?v=95VFUpRO-y8&feature=related

投稿: ゆみえ | 2010年2月20日 (土) 23時23分

実際に、ゆみえちゃんが出会ったような使い捨て大量消費、缶詰手抜き料理のアメリカ人が大多数やと思うよ。郊外の住宅街に行くと、そういう人だらけ。パーティーも最高につまらんし、呼ばれても行かへんねん。
ポートランド市内の家の辺りはアーティストが多くて空気が別な気がします。そういや京都の左京区の京大の辺りも人間の感じがひと味違うと思わへん?

投稿: くるみ | 2010年2月22日 (月) 19時03分

くるみちゃん、
やっぱ、そうやな。
くるみちゃんのところは、
特別やな。
美味しいものと、音楽と、アートが、
ふだんの暮らしの中に、生きてるもん。
ほんと、楽しそう。
左京区の京大のあたりといえば、
くるみちゃんの生まれ育ったところ。
あのへんやら、
一乗寺のへんやら、
くるみちゃんのところと
似てるかもね。
スケールは違うけど。

投稿: ゆみえ | 2010年2月23日 (火) 00時18分

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