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2010年3月13日 (土)

仕込みの合間のひとりごと。

こんな時間に、金時豆を炊いています。

34_013

手作り市の仕込みです。

炊けるまで、ちょいと書こうかな。

先週、
ニーノさんに、10年以上ぶりくらいに会いました。

3_011

ニーノさんは、
イタリア人。(でもお母さんはフィンランド人らしい。)
15年前くらいに、K大で、センセーをしてました。
そりゃ、イタリア語とか、イタリア文学とか教えてたんだろうけど、
とにかく、芸術を愛していて、
東洋美術史の研究を、ライフワークとしています。
あっちの博物館、こっちの美術館と、
何かいい展覧会があると知れば、
東京でも、どこでも出向いておりました。
15年前くらいに、祖国イタリアへ帰り、
今は、ボローニャの大学で、
「岸田劉生」について教えてるそうです。
なんと。イタリア人が、イタリアで、岸田劉生?
ほーっ、相変わらずやなー。

ニーノさんが、K大にいた頃の、
彼の行きつけの、小さな民家でやっているインド菜食料理屋を、
私は手伝っていたので、
仲良くなりました。
20代半ばくらいだったかな。私。
娘のように、可愛がってもらいましたconfident

3_014

その頃、ニーノさんは、
自分の講義の後、教室で、
日本の学生たちに、
良い映画に親しんでもらおうと
忙しい時間を割いて、
イタリアの名画上映会をしていました。
ところが、そんなのに感心を持つ学生は、少ないようで、
いつも2、3人ってとこかなー。
その子らのために、
毎回、映画を選んでは、上映して、
最後に、
すでに、何十回も観たであろう、
その名画について、
目を潤ませながら、感想を言ってくれました。
何度見ても、感動して泣いてしまうweep
ピュアな心のニーノさんでした。
実は、私も、
ニーノさんに誘われて、
エプロン外して、学生に混じって、
映画を観に行っていたのですbleah

そして、北白川の、ニーノさんの大きな古い一軒屋には、
いつもいつも、居候さんがいました。
忙しいのに、困った人がいたら、ほっとけない、
優しいニーノさんでした。

95歳のマンマの介護があるから、
すぐ帰らなければと、
久しぶりの日本だと言うのに、
とんぼ帰りのようだったけど、
今回、うまくタイミングが合って、会えました!

会うなり、
ぎゅーーーーーっheart01
ぶちゅーーーーっheart04
と、熱烈なイタリア式挨拶されたわhappy01
(昔は会うたびに、これをしてたっけ?coldsweats01

ああ、ニーノさん、
フェリーニも、
ロッセリーニも、
ええっと
デ・シーカだっけ、「自転車泥棒」は・・・。
数々の名作を、
みせてくれましたね。
ありがとう。

今、私が子供たちのために(なんちゃって、自分も観たいから。)
上映会をするのも、
あの頃の思い出が、あったからかも知れない。

22_005

ボーナスやら、なんとか手当てやら、
あの頃、
給料いっぱいもらってた仕事を退職し、
バイト生活で、
なんや、ふらふらしてたみたいやけど、
人生、無駄なことなど何もない!
ある時期、
通り過ぎていっただけかも知れない、ニーノさんだけど、
こうやって10年以上もたって、
自分が、ちょっとした影響を受けていたことに、気付く。
そいういう無数の出会いの、小さな積み重ねがあって、
今の私があるのだなあと、しみじみ思います。

あの、非常にマニアックなcoldsweats01インド料理屋を手伝っていた頃懐かしいな★゜・。。・゜゜・。。・゜
そうや、
自分は、料理することを、仕事にしていきたいのだと、

はっきり思ったのも、

さらには、
効果不幸か(なんちゃってcoldsweats01)父ちゃんとの出会いも、
この、左京区百万遍あたりのデイープな世界に、
起因するのであった。

今回出会えたのは、
やっぱり、ニーノさんが京都時代に、
行きつけにしてた、美術書専門の素敵な古本屋Yさんが、
はるやの行方をわざわざ捜して、
声をかけてくださったから。
これまた10年近くぶりの、Yさんの子供たちも、
見間違うほど、成長されて、びっくり。
紙飛行機が大好きで、

小学生の頃、毎朝、毎朝、飽くことなく、

自作の紙飛行機を飛ばしていたというK君。

ライト兄弟が、アイドルだったというK君は、
なんと、今は、走り幅跳びの選手だと言う。
紙飛行機に思いを乗せて、日がな飛ばしてた小さな男の子は、
自分の力で、遠くまで飛ぶようになっていました。
すごーーーーーい。
なんて、ロマンチックなんでしょう(*^-^)!

妹のYちゃんの方も、素敵な絵やら刺繍やら、「おおっ!」と、
キラリと光るようなモノを、
色々と創作していて、
これまた、可愛いアーテイストになってましたshine

そして、彼女は、高跳びの選手だと言うから、これまたびっくり。

兄妹そろって、跳んでるんやねーー。・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

小さいときに、好きだった気持ちを、
「好き」なまま、育てていくと、
(親はこれを、邪魔してはいけない。)
こんなにも、子供と言うのは、
無限の力を発揮して、
のびのびとして、
いい顔をしてる少年少女に育つのだなあということを、
目の当たりにしました。

いいもの見せてもらいました。ほんと。

ニーノさん、チベリアーモ!
Yさん、ありがとう!
K子さん、温かくて、美味しいおもてなし、ありがとう!

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豆、炊けたかな゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

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