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2012年3月29日 (木)

はるや一家のマルコープライベート出産記*その3

暇を見つけては、

はるやに4人目にやってきてくれた子ども、

天音さんが生まれた日、1月22日の、

思い出し日記を書いてみます。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

その3

そのうちに、

陣痛が強くなってきたので、

再び風呂へ入ります。

よっしゃ。いよいよやでー。

これから、どんどん陣痛の波は、加速していって、

一気にお産まで、いくでしょう。

みんなが、

「もう、生まれるんか?」と、

わらわらと、

風呂場に集まってくるので、

「まだすぐには、生まれへんし、

むこうで、好きなことしといてやー。」

と、追い返します。

はるさんも

お気に入りの自家焙煎のコーヒー豆を、

ゴリゴリ挽いて、

たっぷりと淹れ、

マグカップ片手に、

ちびちび飲みながら見物しに来ましたが、

(この人は、

胎盤出すときも、コーヒー片手にやってきました。)

「まだ、大丈夫やし、ゆっくりしといたらええよ」

と、追い返しました。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°

結局、お風呂には1時間ほどいたと思います。

ときどき子どもらが、

「まだかぁ~?」と、

読みかけの漫画など片手に、風呂場にやってきますが、

まだだとわかると、

「なんや、まだかぁ~。」と、

ぞろぞろと、部屋へ戻っていきます。

優しい太郎はんだけは、

読みかけの、アルセーヌルパンの本持って、

風呂場の入り口に座り、

心配そうに、チラチラと私のこと見ながら、

しばらく居てくれたりしたなあ。

お産も最後の方、

まるで、

荒波に打ち砕かれる岩のように、

腰のあたりに、

強烈な痛みが来るようになると、

今回も、やっぱり声が出ましたよ。

「あー」とか「キャー」とか。(。>0<。)

光ちゃんのときも、こんな声出したっけ??

ふと冷静になって、

はるさんにも、聞いてみました。

もう4回目やし、この痛み、慣れてると思ったんだけどなー。

「やっぱり、かなわんわー。」

何度でもお産したいって言ったけど、

この痛みのこと、すっかり忘れてたわたしです。(^-^;

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「あーーーー、来た、来た、来た、来たっ!!!!」(@Д@;

と、どこか遠くの方から、

波が、ものすごい勢いで押し寄せてくるのを感じます。

海でこんな波が押し寄せてきたら、

「うっひゃ~~shock」と一目散で逃げ出しますが、

こちらは逃れようがありません。

波の荒れ狂うまま、翻弄されるままに、身をまかせ、

下半身の力を抜くように努めながらも、

最後の数回は、

「ぎゃーーっ!お母さ~~んっ!!お兄ちゃ~~んっ!!」(。>0<。)

思わず、

きっと、そばで見守ってくれているであろう、

亡き人の名を叫んでしまうのでありました。(ρ_;)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ところで、今回の陣痛のパターンで気づいたのは、

もう一息というところで、

突然、波が引くのです。

最後の最後の痛みの頂点みたいなのが来るのを身構えるのですが、

その手前で、

波がさあーーっと引いていきます。

「ああ、わたしが年取って、体力も衰えてるやろと、

赤ちゃんが、一気に降りて来ずに、

少し時間をかけて、お手柔らかにしてくれてるんだなあ。」

と、思いました。

不思議な感覚でした。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

さて、

生まれようとしている赤ちゃんの邪魔をしない。・・・・のが、

一番最初の風歌のお産のときに学んだ、

わたしのやり方です。

最後まで、力任せに押し出そうとせずに、

どんなに、もどかしかろうが、ゆっくりであろうが、

赤ちゃんの降りてくる早さにまかせて、

ひたすら力を抜くように意識するのです。

「いきまない」のです。

お産の体験記などで、

(つるかめ助産院でもそうでした。)

助産師さんが、

「さあ、いきんでぇ~っ!」

と、ここぞというときに、声をかけておられますが、

私は、なんでいきまなあかんのかなあと思います。

赤ちゃんは、自分で出てくるのに・・・。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

そして、

肛門を、必死に押さえます。

身体の内から、外に向けて、

身体の穴という穴から、

出そう、出そうという力が、ものすごい勢いで働いているので、

肛門からも、何かが飛び出しそうなのです。(@Д@;

ほんとにもう、押さえとかなければ、爆発しそうなのです。

(実際、便が出たり、脱肛したりということがあるので

助産師さんが、肛門を押さえてくれることも多いようです。)

身体の中は、嵐のようです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

大きな波の勢いにのっては、

赤ん坊が、少しずつ降りてくるのを感じます。

産道に指を入れて、赤ん坊の頭の位置を確認しては、

次ぎの陣痛を迎えるのですが、

ほんとうに、ゆっくり、ゆっくりです。

何度、指を入れて確認しても、

位置が変わってないようで、ちょっとがっかりしたりします。

汗がたくさん出ているのか、喉が乾きました。

陣痛の波の合間に、水を一口飲んで、

一言二言、はるさんと話をしたりします。

陣痛は、ちゃんと、休憩を入れてくれるので、

身体がもつのです。

陣痛のときは、野生化(野獣化?)しますが、

休憩のときが来ると、何も無かったかのように、

いつもの私に戻るのです。

左手は、自分のお尻を押さえ、

右手は、はるさんの手をぎゅっと握っているのですが、

おかげで、

荒波に揉まれて、野生化したまま、

あっちの世界へ、ひゅ~っと行ったきりにならないで、

ちゃんと、こっちへ戻ってこれるのかなとも思いました。

今回は、年取ってるので、

体力も消耗してたのか、

今までになかった境地までひゅ~っと、いってしまいました。

野生化したり、普通の人になったり、

傍目から見てたら、どんなんだろうと思います。

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

頭の中が真っ白になって、

最大級の波がドッカーーンと来たときは、

あまりの凄さに、声もでませんでした。

波の勢いに乗って、

頭のさきっちょが、出掛かっているのがわかりました。

ソフトボールくらいのが、股に挟まってるかんじです。( ̄Д ̄;;

「もう、生まれるよーー。」

みんなに、召集をかけました。

そして、次ぎの波で・・・・

頭が出てくると思ったんだけど・・・・、

ありゃ、りゃ・・・・・( ̄Д ̄;;

また引っ込んでしまいました。

ふぅ~。やっぱり、今回は、赤ん坊も慎重です。

子どもら、

「なんや、まだかあ~~~。」と、

笑いながら、

部屋へ戻ろうとするので、

「ち、ちょっと待ってえ~~。

次ぎで出てくるし、ここに居てくれ~~~」\(;゚∇゚)/

と、息も絶え絶えに、呼び止めました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

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