« はるや一家のマルコープライベート出産記*その1 | トップページ | 本日28日は、北白川ちせさんの日 »

2012年3月27日 (火)

はるや一家のマルコープライベート出産記*その2

暇を見つけては、

はるやに4人目にやってきてくれた子ども、

天音さんが生まれた日、1月22日の、

思い出し日記を書いてみます。

********************************

********************************

その2

子供たちは、普段通りに、

わたしは、

お産になるかどうか、確信が持てないだけに、

なんとなく落ち着かないまま、

一日が過ぎてゆきました。

夕方になって、

お腹の張り具合が、

ざざーーーっと、

引いては還す静かな波のようになってきました。

これは、まさしく陣痛やな。

お腹の中の人が、

とうとうGOサイン出したのかな。

身体の内で、確かに起こっていることなのに、

はるか遠いところの暗闇の世界から、

密やかに聞こえてくる、

波の音のように感じます。

耳を澄まさなければ、聞き逃してしまいそうなくらい、

かすかな音だったけれど、

わたしは、

いよいよ始まるのだなと確信しました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「ああ、またお産ができるんやーー。

ここまでこられたんやーーー。」

一人静かにになれる場所・・・トイレ(しかない)(。>0<。)・・ですが、

自分で感激して、胸がいっぱいになり、

ぽろぽろと、涙する母ちゃんでありました。

ちなみに、

妊娠中、便秘・・・までは行かずとも、

なかなか便がすっきり出なかったのですが、

その日は、気持ちいいくらいに思い切り良く出て、

身体の中が、

明らかに動き出しているのも感じました。

涙も、便も、いろいろな感情も、身体の内から外へ、

なんでも、出そう、出そうという方向に、

向かっていっているのです。

身体の中の大浄化が始まったみたいに。

‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

明日は、新月。

なんとなく、宇宙のリズムにうまく乗っているようで、

この日にお産になるのが、

すごく良い流れのように思えます。

「もしかしたら、

今日じゅうに、生まれるかも知れんでーー!」と、

みんなに、宣言しました。

そして、自分の身体を、

できるだけすっきりさせておきたいので、

晩御飯は少しだけ食べました。

**

夜になって、昨日から決めていたみたいで、

子どもらが、映画「マテイ・ソー」を観ると言い出しました。

もしかしたら、

お産になるかも知れないというのに、

「久しぶりにプロジェクターで観ようか。」

などと、のん気なことを言っています。

ええい、ややこしい。

映画が盛り上がるのと、

ちょうど、赤ん坊が生まれるときと、

もし、同時になったら、どうするんや?

この子ら映画の方選んだらどうしよう?

せっかくの、最後のお産、

子どもらには、ぜひ観て欲しいのに・・・・。

せめて今日は、PCの小さい画面で鑑賞してくれ。

(ナタリーポートマンに勝てる自信無しの母ちゃんでありました。)

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

そして、子供らが映画を観始めたので、

とりあえず、

ゆっくり風呂に入って、

最後の妊婦であるわたしの身体を、

ていねいに洗い、

湯船にゆっくり浸かり、

一人きりの落ち着いた時間を過ごしました。

大きなお腹を、

まあるく、まあるく、洗いながら、

「あかちゃ~~~ん、もうすぐやねえ。

ここまで、ようがんばってくれたなあ。

ありがとう。」

とか、なんとか、声をかけながらも、

またまた胸がいっぱいになりました。

楽しみなのと同時に、

この愛おしい妊婦の身体とお別れだと思うと、

寂しい気持ちもしました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

風呂から出ると、

まだ映画をやっていました。

20120122_6

その間、

陣痛の方は、しだいにはっきりとした波になってきました。

はるさんは、台所で何かを仕込み中でした。

私が産後に食べるお粥を炊いてくれてるのかなと思ったら、

ちせさんに届けるキッシュの仕込みを始めていたのでした。

う~~~む。

お産がはじまりそうだと言っているのに、

こちらものん気であります。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

子どもらが映画に夢中になっている横で、

わたしは、

次第に強まってきた陣痛を、

サーフィンします。

はるさんが、

「おっ、もうそんなに痛いんかぁ~。」

と、ときどき気遣ってくれますが、

「なんのこれしき。

こんなん、<へ>でも無いわー。」

と、余裕を見せます。

実際、このくらいの波は、どっちゅーことないのです。

優しい太郎はんも、ちらちらと、

映画を観ながらも、

わたしの様子を気にしてくれています。

(他の薄情な2人は映画に夢中。)

さあ、あと、何を準備しとかなあかんかったっけ?

なにしろ、

つい先日、オムツと産着を洗って片付けておいたところ。

産後に過ごす部屋をどこにするか、

今日になって、

はるさんと、食い違っているのがわかって、

荷物だらけだったところを、

今日になって、なんとか片付けた次第です。

そして、何がいるかなあ・・・・と、

過去のお産を思い出しては、準備をするという、

なんとも頼りない、、

はるや助産院。

昔は、

一応バースプランを書いてみたり、

必要なものを書き出してチェックしたりと、

前もってやっていたもんですが、

今回は、寒いし、

準備するのも、億劫で、ぎりぎりになってしまいました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「マテイ・ソー」が終わりました。

(ちらっとしか観てなかったけど、

わたし的には、幼稚な映画だった。)

さて、

兎にも角にも、明日は旧暦の正月。

今日は、大晦日。

なんとなく、めでたい日。

「みんなー、まだ起きてられそうか?

今日は、大晦日らしいし、

みんなで夜更かしして、

楽しく過ごそうぜ!

明日は、学校休んだらいいし。」

「イエ~~~イ!」

と、

子どもらを景気づけました。

家族みんなにとって、

忘れられない、楽しい夜にしようと思いました。

風歌が、最後にお腹をやさしく触ってくれました。

20120122_4

*つづく*

|

« はるや一家のマルコープライベート出産記*その1 | トップページ | 本日28日は、北白川ちせさんの日 »

プライベート出産」カテゴリの記事

妊娠出産など」カテゴリの記事

子ども」カテゴリの記事

山暮らし」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1191000/44616811

この記事へのトラックバック一覧です: はるや一家のマルコープライベート出産記*その2:

« はるや一家のマルコープライベート出産記*その1 | トップページ | 本日28日は、北白川ちせさんの日 »