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2012年8月 1日 (水)

プライベート出産・産声の話



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・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

あなたが生まれた時、

 

あなたは泣いて、

 

周りは笑っていたでしょう。

 

だからあなたが死ぬ時は周りが泣いて、

 

あなたが笑っているような人生を歩みなさい。

 

byネイティブアメリカン

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

この言葉を、

初めて読んだときにわたしは、

「あれ?うちの子らは、生まれた時、泣かなかったよ。」

と思いました。

そして、昔読んだ本に書いてあったことも思い出しました。

それは、

「泣いて生まれてくるのは、人間だけ。

動物は、生まれるときには泣かない。

人間の赤ちゃんが泣くのは、

生まれるときのストレスや、恐怖があるからである。」

というようなことです。

陣痛促進剤などで、お産の進行をコントロールされることや、

生まれた瞬間に、

羊水から突然、胎内よりも低い温度の、

空気の中へ出てきたショック。

分娩室の眩しい照明や

医療器具のカチャカチャとした耳に響く音、

マスクをした見知らぬ人たち・・・。

温かく、薄暗く、静かな胎内から、

そのような世界へ飛び出してきて、

怖くて、不快で、泣いてしまう、

泣かないからと言って、

逆さづりにして、お尻叩くなんて、とんでもない。

というようなことが書いてありました。

ミッシェルオダンの、この本やったかなーーーー?

長男が生まれる前のことだから、

忘れてしまいましたcoldsweats01

バース・リボーン―よみがえる出産

水中出産は、

このような、

出産時の赤ちゃんのショックや恐怖、不快なものを、

やわらげてくれるらしい、

産む人の陣痛もやわらげてくれるらしい。

昔、まだ妊娠の予定も、その気もまったく無かったころ

(わたしにも、そんな頃がありましたcoldsweats01

水中出産の体験談が書かれた本をたまたま読んで、

水中出産ってなんだかいい事尽くめだったので、

もし、将来お産することがあったら、

水中出産がいいなと、ぼんやり思っていました。

**

まあ、水中出産については、

いまどき、調べりゃ、いくらでも、情報は入ってくると思うので、

わざわざわたしが書くまでも無いと思います。

**

お産のドキュメンタリーなどの映像で、

生まれた赤ちゃんが、

赤くてくちゃくちゃの顔で、

「オンギャアー」と泣くシーンがありますね。

わたしは、

自分が赤ん坊を産むまでは、

赤ちゃんって、そうやってしわくちゃの顔で出てきて、泣くもんだ、

それが元気な証拠だと思っていました。

でも、

初めてのお産で、

生まれてきた風歌は、

シワ一つできてない、

とてもすっきりとして、穏やかな顔で出てきたので、

「うわあ~、きれいな顔した赤ちゃんだなあ~。」と思いました。

そして、泣かなかったです。

次に生まれてきた太郎はんも、

五右衛門風呂で生まれてきた光も、

みんな、暗くしたお風呂で、

静かに穏やかに、目を開いて生まれてきました。

天音ちゃんも、そうでしたが、

しばらくして、

私がうっかりして顔を水につけてしまったので、

そのときに、びっくりして泣いてしまいました。

ごめんね。

まあ、そんなかんじで、

しばらくして、

何かのきっかけで、

「おんぎゃ~」と、ちょっとだけ泣きます。

でも、この声はまた、ええもんですねー。

<赤ちゃんが泣いてて、

周りが笑っている。>

その通りですね。

**

検索してみたら、

このようなサイトがありました。

なかなか、興味深いことが書いてありましたよ。

誕生と呼吸の関係

臍帯と自己呼吸の「終りと始まりのドラマ」

人生のパターンの雛形「誕生のリズム」

http://members.jcom.home.ne.jp/0439166501/birth&breathing.html

わたしは、

初めての妊娠のときに読んだ、

一通りのお産の本から、

(「誕生を記憶する子供たち」デビットチェンバレン著など、

スピリチャル系なのも含めて)

生まれるときの状況が、

どんなふうかというのはとても大事で、

それが、その後の人生のパターンにも、

強く影響するらしいということを知りました。

まあ、それもあって、

できるだけ、理想的な環境で赤ん坊が出てこられるようにがんばろう!と、

お産のことまだ何もわかってないくせに、

最初から、自宅の風呂で生みたいやら、

部屋は暗くするやら、

へその緒は、すぐに切らんといてやら、

不必要な薬品は使わんといてやら、

いろいろと、

そのときの助産師さんに注文つけたもんです。

助産師さんのご機嫌をそこねてしまいましたけどcoldsweats01

ああ、家族のひんしゅくも、かいましたcoldsweats01。(そんなこと、忘れてたな。)

今思えば、

その、最初のお産のときにすでに、

わたしら、なんとなく少数民族の中に入っていったわけです。

既成のレールから外れていったわけです。

とにかく、最初のお産で、精一杯やりました。

力入りすぎて、ちょっと無理したようにも思いますがcoldsweats01

生まれてきた長男の顔が、

とても穏やかだったので、

お母ちゃんは、少々力んでたけど、

この子は、

何も恐れずに、自分のペースで生まれてくることができたのかな・・・。

そう思いたいです。

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それから、

わたしのお産の記事に、

こんなステキなコメントもいただいています。

周りの人たちに覚悟をもって見守られながら、

自らの力で母親から出てくる・・・ことから始まる赤ちゃんの人生は

その後も、周りの人たちの中で、

自分の力で育っていく人生になるのだと思う。

母親が専門家に身をまかせ、

専門家の都合で始めさせられる人生なら、

その後も、そういう流れになるのだと。

その流れをあとで克服するのはできないわけでないけど、

そんな不自然な困難を人生の初めに与える必要はないと思う。

だから、出産の方法は大事なのです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

子供らとの、これからの関わりの中で、

いろいろと、心配事やら、揉め事やら、擦れ違いやら、

起きてくるだろうな。

でも、このコメントの方が言っておられるようなこと・・・

しっかりと自力で生まれてきた子供たちは、

自分の力で道を切り開いていく力も持っているだろうとということ。

それを信じて、

子供のこれからの成長(変化)を、見守っていきたいなと思います。

それぞれの子との、

かけがえの無いお産の経験を思い出せば、

何があっても、子供らのこと信頼することができるかも知れません。

いや、信頼しなくちゃね。

だって、ほんとうに、

赤ちゃんって、自分の力で、自分のリズムで、

生まれてくることができるんだから!

↓こんな子らですけど・・・。

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と、ここで、

こんなこと書いていて、

いつも、気になるのは、

帝王切開や、産院でフルコースのお産をされたりして、

ご自分のお産に納得がいかなかった方を、

いやな気持ちにさせてしまってないかなということです。

もしかしたら、「わたしの赤ちゃん産声上げちゃった。これってダメなの?」なんて、

思うお母さんもおられるやろか?と、

危惧してしまいます。

(実はいつも、そういうこと心配ながら、書いているのです。

嫌な気持ちになった方、ほんとうにごめんなさいね。)

でも、わたしは、

それでも、やっぱり子供たちは、

すべて承知で選んで生まれてくるというのも、

ほんとうだと思うのです。

どんな生まれ方にしても。

そして、親にしてみたら、お産が不本意なかたちとなってしまったとしても、

後で、子供はいくらでも、自力で挽回できるんじゃないかって、思います。

だって、

帝王切開で生まれた子も知ってるし、

家で生まれた子も知ってるけど、

どっちも、どっち。それぞれの個性光って、

とーーっても魅力的な子ばかりです。

****

それから、

最後に、また話は反れますが、

もしかしたら、死ぬときも、そうなのかも知れないと思うのです。

何もかも、承知で、あの世へ旅立っていくのではないかということです。

<だからあなたが死ぬ時は周りが泣いて、

あなたが笑っているような人生を歩みなさい。>

それもいいですけど、

わたしは、

あなたが笑って死ぬときに、

周りも、微笑んでそれを見送ることができたら、

どんなにいいかなと思うのです。

「もう、お役目終わったんやね。

お見事な人生でした。

ありがとうね。

また、いつか、会おうね!」

と、

それが、短い人生でも長い人生だとしても。

黒澤明の「夢」という映画の、最後のお話の、

お葬式も、すごかったですね・・・。

その人の命の門出を祝福した、お祭りのようでした。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

わたしは、

母が亡くなったとき、

死に顔が、とてもきれいで、微笑んでいるように見えたことに、

とても救われました。

「ああ、母は、これで良かったんだな。」

と、感じました。

それは、それは悲しかったけど、

その悲しみの中にも、やすらぎのようなものがありました。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

産声の話が、

なぜか、死ぬときの話になってしまいました。

これにて、失礼いたします。

↓意外にみんな読書家。漫画の人もいますけど。

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