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2013年8月 7日 (水)

人生はワンダーランド







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ある日、ある森の中で、

盛大なお誕生会が開かれました。

癌でステージⅣだと宣告されているという、

陶芸家のKさんが、

去年のお誕生日から、

この日のお誕生日まで、

生きながらえて、ありがたい!

いや~、めでたい!めでたい!

という、

ご本人のKさん主催の、72歳のお誕生会。

はるやは、名誉なことに、

このお誕生会の、ライブ部門で、

演奏してくれと、オファーをいただきました!

(友人たちによると、なかなか選ばれへんらしいです。(*^m^)

案内には、

「酷暑の中、

会場までの通路、

会場整備、そして、野外ステージ、

外のトイレも出来ました。

2部の食事も楽しみに。」

と書いてありましたが、

癌でステージⅣの方が、

しかも、72歳の方が、

ひとり、

この炎天下、

森を切り開いて、道を作ったり(@Д@;、

森の中にステージ建てたり( ̄Д ̄;;、

えっ!

外にトイレも( ̄◆ ̄;)???

(うちでさえ、まだまだ外トイレ、作れそうにないのに!\(;゚∇゚)/)

おまけに、

来客のみなさまのための料理も、

すべて、Kさんが、されるという・・・・。

どんなんやろーーーーーー????shock

ほんまに、トイレありましたcoldsweats01

想像してたより、ずっと立派!

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ひろびろ、気持ちのいい、

青空トイレ。

インドやネパールと同じく、

手動簡易水洗トイレ。

なんと、下のタンクは、Kさんの手ぼりだそうです。coldsweats02

よう、掘らはったなあー。

(わたしらも、最初は自分で掘るとか言うてましたが、

結局は、重機で掘りました。なんだか恥ずかしいです。)

将来、もし車椅子になったときのために、

ここにユニットバスも造るそうです。

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ステージまで、続く道。

けっこう、長い道のり。(;;;´Д`)

これも、

Kさんが、作らはったんや・・・・。

でも、

ステージは、どこに??

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あった!

あった!

あんなところに。

ふぅ~~~~~~~。(;;;´Д`)

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いやー。

ほんま、すごいなあ、Kさん!

(1回、登るだけでも、しんどいのに・・・。coldsweats02

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ここで、わたしらも、演奏させてもらいました。

↓これ、はるさんボーカルで、後の5人が演奏という、初めてのスタイル。

 

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他にも、いろいろな方の演奏がありました。

Kさんが、癌サロンで出会ったおともだちの、

民謡もありました。

もうあちこち転移してしまって、

抗がん剤の治療を受けながらです。

来年は、ここへ来られるかどうか・・・・。

と、おっしゃっていました。

魂の叫びのような歌が、

木立に、響きました。

うちの長男長女たちの、

中学生バンド、落下星も演奏させてもらいました。

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オカリナの先生でもある、

Kさんの演奏もありました。

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モダンダンスや、

プロの人のジャズ演奏もありました。

プロのジャズギターと、ドラムに、

長男、かなり衝撃を受けていました。

ホンモノ見せられて良かったです。

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音楽祭のあとは、

食事の宴でした。

こちらも、Kさんプロデユース。

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お庭に石釜、

あずま家には、

素敵なタイルのダイニングテーブル。

外キッチン、

縁側に、図書館、

台所にも、大きな石釜、おくどさん。

奥には、陶芸の工房もあります。

すべて、

Kさん手づくりですよ。

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森の中には、畑もあるそうです。

牛乳飲むために、

昔は、牛も飼っていたそうです。

(借家やのに。coldsweats01

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まあ、そんな、

えっ?と、驚くようなエピソードがいっぱいあるKさんです。

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独居老人やから、

どうしようもない・・・、

嫁さんんがおらんから、

どうしようもない・・・と、

いつも嘆いて愚痴ってるのは、

うちの父。

だけど、

同じ独居のご老人でも、

こんな、自由に楽しんでる人もおられます。

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このお誕生日会の様子を、

眺めていて、

思い出したこと・・・・。

「ライフレッスン」という本に、こんなこと、書いてありました。

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「死の床にある人たちを見ていると、

人間にとって、遊びたいという欲求が果たす役割が、

はっきりと、わかってくる。」

「遊びがなぜ、人生のレッスンになるのか?

という問いにたいする答えは、

死の床にある人たちの、

後悔にみいだすことができる。」

「自分の人生を振り返ったとき、

彼らが一番後悔するのが、

「あんなに、真面目に生きることはなかった」

と、いうことなのです。」

「わたしたちは、

生涯愉快に過ごし、

遊ぶために、地上に生まれてきました。

遊びは、単に子どもの気晴らしではなく、

 

人生の力であり、

 

生命力です

遊ぶことは、

 

人生を最大限に生きることです。」

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本文で、

そう、言っておられるのは、

多くの、終末期患者さんと、

共に時間を過ごし、

話を聞き、

ケアをしてきたという、

デイビッド・ケスラー氏。

そんな方が、

言ってるんやもん。

「遊び」って、ほんま大事なんやわー。

「もう若くないから」

「病気だから」

「お金ないから」

などなど、言い訳して、あきらめずに、

Kさんみたいに、

人生のワンダーランドで、

やりたいことやって、

子どもごころで、遊びつづけたいな。

子どもみたいに、何か・・・かたちのあるもの、ないもの。創りつづけたいな。

できれは、

あの世に旅立つときに、

「あーあ、もっと、遊んどきゃ良かった!」じゃなくて、

「いや~。よう遊んだわ。まんぞくまんぞく☆」

って、にっこり笑えるように。

なーんて、

思いました。

(それが難しいんよね。)

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このお誕生会もお開きになって、

一人台所に立つKさんの後姿を見ながら、

長男が、

「ビルボにそっくりやわ~。

ホビット族と同じやなあ・・・・・。」

と、

ぽつり、言うてました。

あはは。

ほんまやなあ!

ビルボの誕生パーテイみたいやったね。

歌あり、踊りあり、お酒あり、ご馳走あり。

そして、笑いあり!

子どもあり。年寄りあり。女あり。男あり。

魔法使いみたいな、

不思議なおじさんの、ドラムソロもあったし。

「指輪物語」大好き少年の、長男が、

そんなファンタジー目線?で、

このパーテイーを、眺めていたとは、

おもしろいです。

「いや~、

楽しかった。楽しかった。

ほんま、楽しかった。

音楽はいいなー。」

「ほんまにねー。

音楽と、おいしい食べ物と、

そして、友人たちがいたら、

それで、じゅうぶんやね。

あとは、何もいらんねー。」

なんて、

Kさんと言いながら、

お別れしました。

ステージ4のKさんは、

宣告を受けたときは、

パニックになって、

泣いてばっかりだったそうです。

そして、いろいろな人に相談して、

そりゃあ、たいへんやったそうです。

そやけど、あのあと迎えたお誕生日から、

この日のお誕生日まで、

生きてます。

おめでとうございます。

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そして、

人生の先輩として、

人生の楽しみ方、

遊び方、

夢のある生き方、

はめのはずしかた?(*^m^)

いっぱい、教えてもらってます。

わたしらも、

子どもらに、

それを、伝えて生きていきたいです。

はるさんが、

演奏の前に、

「ボクも、Kさんみたいに、

幾つになっても、

こんなたくさんの人に、

誕生日を祝ってもらえるような人になりたいです」

って言ってたけど、

ほんと、

じいさん、ばあさんになって、

こんな、

楽しいパーテイ開けるような人物でありたいね。

生きてること、ばんざい!

それだけで、おめでとう!!!

星と太陽と、月と、Kさん、

ありがとう!(*^m^)

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