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2015年2月24日 (火)

ヒマな話・続きの続き

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ヒマな話・続き という記事を書いたら、

またまた、
はるやの遊び友だちの、
うまこさんがコメントをくれました。
「イスラムの教えでは、
そんなヒマな時間を、
ラーハと言って大切にしているよ。
忙しい合間のラーハではなく、
ラーハがメイン。
故片倉もとこさんが、
ラーハを、
「ゆとろぎ」って訳してはる。
「ゆとり」と、「くつろぎ」から、
「理屈(り・く・つ)」を、
抜いた言葉。」
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「ラーハ」
「ゆとろぎ」
どちらの言葉も、
なんだかゆったりとして、
心地よい響きだなあと思いました。
すっと、
心の中に入ってきました。
またうまこさんに、
いいこと教えてもらったなあ。(* ̄ー ̄*)
興味が湧いて、
片倉もとこさんの著書について、
検索してみました。
これがまた、
とても素敵だったので、
ここで紹介します。
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著者からのメッセージより。
日本では、
何かを成し遂げたあとに、
ごほうびのように、
あたえられるのが、ゆとりで、
それは物質的ゆとりであることが多いようです。
それをめざして一生懸命働いたから、
ちょっとくつろぎましょう、
という具合に、
「くつろぎ」も、
「ゆとり」も、
仕事のあとにくるもののようです。
しかしこの世界では
「ゆとり」も「くつろぎ」も人生のなかで、
まず大事にされるべきものと考えられます。
「ゆとり」の時間をもつために、仕事もする、
が、
仕事自体がラーハになればそれにこしたことはない。
ラーハには、
「学ぶこと」
「ねむること」
「瞑想すること」
「旅をすること」
など、
いろいろなものがふくまれます。
わくわくいきいきと行きていることが
ラーハといいます。
労働のあとに許されるごほうびとしてではなく、
人生でないよりも先に大事にされるラーハを、わたしは、
「ゆとり」と「くつろぎ」をたして、
「りくつ(理屈)」をひいた言葉
「ゆとろぎ」にしてみました。
「理屈抜きに、いつくしむ生」という意味あいをこめて。
そんな悠長なことを大事にしていては、
競争に負ける、
進歩はない、
という人は大勢います。
「がんばれ、がんばれ、負けるな、負けるな、
早く、早く」の掛け声が、
大きな波のように、
うちよせてきます。
そう言われると、
わたしもちょっと不安になったりもするのですが、
人生は勝ち負けではない。
勝ち組に入るか、
負け組になるか、
そんなことで、
一回きりしかない人生をやりすごしてしまうのは、
もったいない。
世界中を席巻している
「いけいけ、どんどん」の潮流の中で、
「ゆうっくり、ゆうっくり」という掛け声を、
おだやかにかけあいながら、
人生を愉快に味わっている人たちもいます。
そういう人たちのくりひろげる世界、
もうひとつの文明世界を、
「ゆうーっくり、しずかあーに」
散策してみませんか。
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片倉もとこさんは、
「疲れたからやすむ」とか
「休んで元気をとりもどす」
とかいうような、
ちゃちなやすみではなく、
「やすむ元気」をもつ。
「元気だからやすむ。」
ことを、
言っておられます。
ほ〜う。
なるほどなあと思いました。
今の日本だったら、
ほんと、
忙しくしていることが上等で、偉くて、
ヒマにしていたら、
怠けてて悪いことみたいなかんじですけど・・・。
「なにかをすることが、
生産的で、
好ましい生き方だと
思いこまされてしまったところがあります。」
片倉もとこ「やすむ元気もたない勇気」より。
ほんとねー、
「思い込まされてしまった」なーと思うのです。
誰にって?
両親にかな。
学校でかな。
仕事場でかな。
世間にかな。
それとも、
勝手に思い込んでいたのかな・・・。
だけど、
わたしは、
これからは、
元気に堂々とヒマして、
のびのび豊かな人生、
そういうのが、
最高だな!と思います。
↓セカオワのfukase風に涙付けてます。
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元気にヒマして休んでいるとき、
つまり
ラーハ=ゆとろぎ とは、
例えばどんなことか、
片倉もとこさんが、
別著で挙げておられました。
これらは、
イスラーム社会では、
ラーハとして、
すべて同じ価値をもつのだそうですよ。
そして、
すべて、
人生の中で何よりも大切にされるべきことのようです。
学ぶこと。
寝ること、ごろんとすること。
ぼんやりすること。
瞑想にふけること
家族、友人たちとともにいること
仲間たちとおしゃべりすること
お客をもてなすこと
神に祈りをささげること
旅に出ること
死ぬこと。神にめされること
詩歌、物語をつくって、声に出すこと
香りを楽しむこと
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すばらしいですねー。
こんなことでいっぱい彩られた人生、
思い浮かべるだけで、幸せな気持ちになります。
それにしても、
ぼんやりしたり、
ごろごろしたりするのと、
学ぶこと。
それから死までも・・・。
これらが、
同じ価値を持つものとされているんですねー。
すごいなー。
最近長男が、
期末テストだということで、
勉強に燃えてたんですが、
その向かいでは、
三男がこたつに首まで入って、
ずーっと漫画読んでました。
次男は、ずーっと歌うたってました。
この3人、
みんな同じくらい価値のあること、
してはったんですねー。
(無理がある?)
ま、
うちは何を楽しんでいても、
おおむねオッケー。
もともと、
ラーハ色の強い家庭ではありますけど。coldsweats01
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でも、
もし、
何もせずぼーっとしていること、
ゴロゴロしていること、
ええっと、
そうやなあ・・・、
音楽ばっかり聴いてたり、
ギターばっかり弾いてるとか、
寅さんのように、あっちこっちと旅してるとか・・・、
そんなふうな、
一見、非生産的に見える?ような、ことばっかりの時間を生きている、
子どもたち、大人たち・・が、
イスラームの社会のように、
「あ、今あの人、ラーハな時を過ごしてるんだな」
「豊かな時間を過ごしてるんだな」と、
認められるなら、
「あ、あなたはそれがいいのね〜」と、
なんとなく受け入れられていて、
否定されないのなら、
もっと、
日本も、心地よく生きられる国になるやろなと思います。
自ら命を絶ってしまう人も減るのではないかなあ・・・・。
周りが否定しない、認めるというのも大事ですが、
まずは、
自分が、
そんなありのままの自分を、
否定しない。認められる・・・と、いいですね。
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ラーハについて、
知っていくうちに、
わたしは、
長男の選択について思い起こしました。
最近また、
あの人、
「思うところあって書いてみた」
そうです。
中学を卒業して高校に行かない選択をした自分の、
今の心境みたいなものを、
みずから作文に書いてました。
読ませてもらいました。
それがねー、
まさしく、
ピタリと、
ラーハ的な、考えだったのです。
ラーハに育ってます。(*^m^)
誰に諭されることもなく、
みずから、こんな答えを出せる長男を、
尊敬してしまいます。
新しい時代の人やなあと思います。
その作文、
とてもよく書けていました。
またブログに載せさせてもらおっかなー。
どうしよっかなーと思っています。
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それとね、
わたしは、
イスラームのこと、
何も知らなかったなーと思いました。
もっと厳しーーい、
過激なイメージ抱いていました。
むかし、
モロッコを旅したときに、
たいへん過激な印象だったので(^-^;。
でも、
片倉もとこさんの本を読んで、
思い返すと、
たしかに、ラーハの時間、ゆとろぎの時間、
モロッコにもありました。
そんな温かい人たちも、おられました。
「知ること」は、大事だなと思いました。
イスラームの社会には、
わたしたちが、
のんびり豊かに人生を旅してゆくヒントがいっぱいありそうです。
(大昔には日本にもあった生き方なのでしょうけど。)
うまこさん、
いいこと教えてくれて、ありがとう。
そんなうまこさんこそ、
ラーハな時間、
ゆとろぎの時間・・・を、
謳歌して生きてますねー!
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コメント

こんにちはー(^^)
「引き寄せられてるなぁ~」と思わせれる記事ですね。

そして私も「ラーハ」的な生き方をしています。

昔、高校の卒業文集に「みんな、どうしてそんなに早く動けるのか?」というようなことを書いたのを思い出しました。
とてもついていけなかったんですね。
生きづらかったのを思い出しました。

今は、自分なりの生き方に人のジャッジは気にしない強さが身につきましたけど。

昔から寝ないともたない人間で(赤ちゃんの時から)、ごろっとしては考え事、ボ~っとしてて、動きが緩慢・・・母親からしたら信じられないといった子どもでした。

でも、何も考えていないわけではなかったです。今では軽く持論を展開できますし。まさしく今は自分の羽で飛んでいると感じます。

長男君の作文、読んでみたいなぁ~(^^)

投稿: おーやん | 2015年2月24日 (火) 17時12分

おーやんさん>うふふ。出し惜しみしてるみたいですがまたそのうちに載せようかな。長男は「いいよ」って言ってくれるやろうし。

投稿: yumie | 2015年2月25日 (水) 08時32分

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