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2015年3月 6日 (金)

私の不登校記・No12より

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高島市社会福祉協議会広報に記載されている、
末富晶さんのエッセイ「私の不登校記」No12を、
紹介させていただきます。
晶さん、ありがとうございまーす。
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「私の不登校記No12」
人生は広いキャンパスに絵を描くようなものだと、
いつか誰かの言葉を聞いたことがあります。
確かにその通りで、
きっと誰にとっても始まりは真っ白な未知の世界。
成熟して振り返った時に初めて、
自ら描いていた絵の彩りが見えるのでしょう。
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だとすれば
その絵を描くよりずっと前に、
どんな画材を選ぶのか、
どんな道具を使うのかがとても重要なのだと思います。
誰かが忘れていった絵具を
「これでいいか」と使ってしまうのは簡単だけど、
それが本当に自分の絵に入れたい色なのかどうか、
その時慎重に考える必要があるだろうと思うのです。
「ぴったりな青が、
こんな所にあった」というのは、
すてきな発見だし、
出会った人に手渡してもらうことも多いでしょう。
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だけどもし、
自分の使いたい画材がどうしてもまわりに見つからなかったら・・・。
そこはすぐに描きたい気持ちをぐっと我慢して、
色を作るところから始めなければいけない時もあります。
植物や石から、
思う色を取り出すのはとても時間がかかる作業だけど、
そうして作った色は、
自分だけのもので、
いくら使ってもなくならない魔法の画材となります。
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描くことと違って材料作りは
誰にも見えない場所での一人きりの作業だけど、
そこでどれだけ自分のために納得いく色が作れたかということが、
自分の描く絵を好きになれるかどうかの
大きな分かれ目だという気がするのです。
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えー、
もうすぐ長男は卒業です。
最後のテスト、
良い結果が出たようです。
それぞれの教科の先生から、
「おめでとう」
とか、
「おまえは3年後はええとこ行けるのに、
もったいない┐(´-`)┌」とか、
あたたかいお言葉をいただきながら、
答案用紙が返ってきたそうです。
そんな話を聞くと、
正直なところ、
「あんた、ほんまにこれでいいの?」と、
思ってしまう母ちゃんです。
学歴優先社会なんてなんぼのもんじゃい!と言い放ちつつも、
なんとなく、
未練?執着?あるのでしょうか・・・。わたし。coldsweats01
でも、
彼は、
そんなわたしらのちゃちな考えと違って、
もっと、
自由で新しい感覚でもって、
自分の未来にむけて、
選んだのでしょうね。
それは、
わたしらみたいな、
古い時代のもんの理解を超えたところで・・・。
晶さんのこのメッセージのように、
長男は、
中学生活で積み上げてきた、
最高の(・・・ようにわたしには見える)画材を、
あっさりと捨てて、
また新しく、
絵の具を作るところから始めるのだなあと思いました。
本人は、
それが近道だと思っているんだろうけど、
傍目から見たら遠回りでしょうね。
学校を離れて、
誰からも評価されない、
テストも無い暮らしの方が、
彼にとっては、
自由である反面、
時として地味で孤独なものになるのかも知れないなあとも思うけど、
自分が納得できるような色で、
自分だけが描けるようなおもしろい絵、
描いていくのだなー。
そっちを選んだのだなー。
・・・・なんて思いました。
晶さん、
今回も、素敵なエッセイをありがとう。
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