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2016年5月18日 (水)

森とピアノ

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たっぷり雨が降りました。
たっぷり大地に浸み込んで、
緑がますます濃く深くなりました。
朝寝坊の末っ子が起きてきたので、
庭をひとめぐりしました。
「新しいお花咲いてるかな」
「新しい芽が出てるかな」
「大きくなってるかな」
ほんのちょっとの変化も、
見逃さないぞ。
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やっと咲いたね。
タニウツギさん。
ここらでは、「たこなし花」なんて、
あんまり可愛くない名前で呼ばれています。
この花が咲く頃に、
田植えが始まるのだそうです。
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う〜〜〜ん。いい香り。
ふじの花。
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思わぬところに、
小さなお花が。
水玉が水晶みたいね。
かわいいねえ。(≧∇≦)
去年、近所のおばさんからもらった一株の苗が、
冬を越してまた出てきてくれたのでした。
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ミョウガが出てきました。
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雨降りの前に連れて帰った、
もみじの赤ちゃんです。
大きくなってね。
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台所のお花コーナーも様変わりしました。
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線香花火みたいなこの花は、
なんて名前なのかしら。
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「小さきもの」を見つけるのが上手な、
末っ子が、
今年も、真っ先に見つけました。
ツバメさんのたまごの殻。
巣をそっと覗いてみると・・・。
生まれてましたよ。(≧∇≦)
さあ、
今年も、
家族みんなでツバメ見守り隊や。
アオダイショウから守ってあげなくちゃね。
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このあいだは、
クワガタ見つけてました。
「小さきもの」は、「小さきひと」によって、
見つけられるようです。
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自分の仕事(はるやのクッキーづくり)をお休みにした日は、
草取りやら種まきやら植え替えやら、
なんやかんやして、
外で過ごしています。
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外で
食べたり、
飲んだりもします。
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ちょいと森や川へ出かけたりもします。
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ここで暮らしていたら、
うちにいても、
外にいても、
ごはん食べてても、
トイレ行ってても、
布団に入っていても、
何してても、
遠くから、
近くから、
聞こえます。
感じます。
いろいろな小鳥の声、
虫たちの羽音、
木々の揺れる音、
さらさらとやさしい水の音、
ドウドウと雪解けの水の音、
大暴れの水の音、
さざなみのような、やさしい風の音、
あるいは、荒波のような、激しい風の音。
花の香り、
森の匂い、
いきものたちの気配。
たくさんの命が送ってくる
おくりものやメッセージに、
あふれています。
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ときどき、
目をつぶって、
耳を澄ましてみます。
そうすると、
森の命たちからのメッセージに、
すっぽりと包まれたようになります。
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そして、
森から帰ってきたり、
庭仕事が一段落したりして、
次の何かに移る前に、
ちょこっとピアノ弾いたりします。
(あいかわらずのへたっぴーですが。)
わたしにとって、
「ちょっと一服」ってかんじです。
山暮らしとピアノ。
森とピアノ。
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これ、
そんなわたしにぴったりの本でした。
ピアノ好きな九州の父が、
なんと初めて小説を送ってくれたのです。
ピアノ好きなわたしと次男坊・・・、
親子三代で読みました。
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ピアノ
と、
森。
どちらもある暮らしだから・・・・。
読んでいるあいだじゅう、
なんだかうっとりと、
耳を澄ませながら、
静かな森の中を歩いているようでした。
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ピアノの森で
迷子になってしまったような新米調律師の外村さんが、
幼い頃から森で聞いていた、
葉っぱが擦れる音や、
木の実が落ちる音や、
小鳥のさえずりやはばたく音などの、
さまざまな音、
刻一刻と変わっていく森の風景の、
ひとつひとつを、
耳を澄ませて、
感覚を研ぎ澄ませて、
思い出しながら、
手繰り寄せながら、
自分なりの答えを見つけていくような話。
(わたしなりの、めちゃくちゃ簡単な説明ですけど。)
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森の中と、
ピアノの音とが、
行ったり来たりのような話。
よかったなあ・・・・。
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ピアノの調律の仕事に行き詰まった外村さんが、
「あなたは、山で暮らして、森で育った人だから大丈夫」だと、
上司から言われる場面があります。
(うろ覚えですけど。)
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「山で暮らして、森で育った人だから大丈夫」
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それって、
いいなあと思いました。
まさしく、
山で暮らして
森に育てられている我が子たち。
それだけだけど・・・・。
それしか無いけれど・・・。
大丈夫。
(・・・・って根拠無い?)
こんなとこに、
住んでるだけで、
ここで、
生きてるってだけで、
大丈夫。
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季節のうつろいの変化、
自然の激しさ、優しさ、おもしろさ、不思議さ、美しさ、
嵐の恐ろしさ、
嵐が去った朝の、
生まれたてのピカピカの景色。
さまざまな命との出会い、触れ合い。
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夜の闇の深さ。
満月の夜の明るさ。
星の瞬き。
深い霧の朝。
眩しい光で溢れた朝。
嵐の朝。
しんと静まり返った雪の朝。
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毎日違う。
一瞬、一瞬違う。
言葉ではとても言い表せない、
たくさんのおくりもの、メッセージ、
山から、森から、清らかな水から、光から、
きみたち、
受け取ってるから。
感じてるから。
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だから、
大人になって、
どこへ行っても大丈夫。
いいもの、
持ってるから。
きみたちの中には、
森があるから。
そんなふうに、
思います。
・・・というか、
そうでありますようにと、
祈っているのかも知れないけれど。
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