着物

2014年12月 2日 (火)

七五三

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うちの末娘。
年が明けたら三歳児。
さて、
この年頃の子って、どんなんでしょう?
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「お腹すいたー」
「みかん食べるー」
(さっき食べたとこっちゅーのに。)
はい、はい。どうぞ。どうぞ
(少し食べて、兄ちゃんがリンゴ食べてるの見て・・)
「やっぱりリンゴがいいー」
(またか。)(-ε-)
(争いを避けたいので、しぶしぶリンゴの皮を剥いてやる。)
(一切れだけ食べて、別の兄ちゃんがおにぎり食べてるのみてしまった・・)
「おにぎりがいいー!」
「あまねにも、おにぎりちゅくってー!」(。>0<。)
はあ〜〜〜〜〜っ???(#`Д´)
くっくっくっそ〜〜〜〜〜!(#`皿´)
つきあってられんわいっ!( #` ¬´#)
(わしは、忙しいんじゃ!)
・・・とまあ、こんなこと日常茶飯です。
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「ええなー。
おにぎりが食べたい言うて、泣けるなんてなー、
今だけやん〜。
ええわ〜〜♪」
と、
あるとき、
茶碗によそったご飯を前にして、
「おにぎりの方がいい〜〜〜っ!」と言って
号泣している末娘を見て、
若干30歳の若い大工さんT君がしみじみ言うてました。
子どもいいひんのに、ようわかってるT君ですね。
(「自分の子どもとちゃうし、
そんなこと言えるんや」
と、はるさんは言うてましたけど・・・。)
T君のように、
そんなふうにのんびりしたまなざしで、
見られたらええですね。
(はるさんは、すぐキレますよ。)
「おにぎり食べたい〜〜〜っ!」
なんて、言うて、
誰にも遠慮せず、
大きーーーーーーーな声で、
思いっきり泣くなんてね。
さぞかし気持ちいいやろね(*^m^)。
そんなこと、
わたしらもうできひんもん。
(そりゃ、やろうと思ったらできるやろけどさ。)
内なる声のままに生きておられます。
ま、
そんな年頃の娘です。
ここまですくすく育ってくれました。
( ´艸`)プププ
照れまくっております。
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京都に長く住んでいいたわたしたちにとって、
なじみ深い、
下鴨神社です。
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はるや男子も、うきうきしてるみたいです。
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男子3人がエスコートしてくれました。
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子が生まれてから、
いえ、生まれる前から、
いろいろな、行事(神事)がありますね。
妊娠五ヶ月に入った戌の日の帯祝いとか、
お宮参りとか・・・。
そういうの、
昔は、あんまり大切に思ってませんでした。
でも、
だんだん、気持ちが変わってきましたよ。
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わたしの力だけではどうにもならない命の奇跡。
目には見えないけれど、
何か大きな力が働いていて、
わたしたちは、ゆるぎない愛に包まれているなあということ。
命の誕生を経験するたびに、
命の旅立ちを経験するたびに、
感じます。
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わたしら、親だけの力じゃない、
おじいちゃん、
おばあちゃん、
ご先祖さま、
近所のみなさん、
仲間たち、
縁あって、
見守ってくださるかたたち、
清らかな水、豊潤な大地、山、緑・・・。
ああ、この子らをとりまく無限のつながりの中で、
生かされています。
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ふしめ、ふしめで、
ゆかりの神様のところに、
ご報告、お礼をしにいくのは、
喜ばしいことです。
それに、
単純に、
晴れ着を着るのが、
とてもうれしいのです。
(着物が好きなので、
よけいに、このような行事が楽しみになったってのもあります。)
晴れ着を着るだけで
あっぱれな気分になります。
さらに、
末娘が赤いおべべを着てるだけで、
華やか。おめでたいムードです。
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この日は、
午後になって晴れ間がどんどん広がり、
小春日和。
天からも、
まわりの木々からも祝福されているみたいでした。
そして、
白無垢姿のお嫁さんが、何組も。
お祝いに来られた振り袖姿の若い人たちもたくさんいて、
なんと華やかな、華やかな・・・。
居合わせたたくさんの人たち、
お互いに、微笑み合って、あやかりあって、
幸せムードいっぱいでした。
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はるや男子、
誰一人、面倒くさがらずに、
嬉々として、
わたしら女子の愉しみにつきあってくれました。
祝ってくれました。
大切にしてもろてます。
ありがたいです。
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<おまけ>
これは何年前?
3人まとめて初めて七五三のお参りしたときものです。
(それまで、やったことありませんでした。(^-^;)
同じ場所で・・・。
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2014年11月 4日 (火)

人生の最も美しい時間

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月経血コントロールや、
おむつなし育児など、
自然な子育てをめざすお母さんたちの中では、
今じゃ普通に言われてますが、
このようなことの、言い出しっぺ・・・と言ったら失礼ですけど、
言い始めた方は、
三砂ちづるさんだと思います。
自分の身体の心地よさを大切にして、
女の人は、月経やお産を通して、
生まれながらにもっていた力を取り戻そうというようなことを、
昔から言っておられます。
その延長線上に、「着物」もありました。
おむつなし育児をめざすお母さんたちの中で、
着物を着る人が増えていったのも、
三砂ちづるさんの影響が大きいと思います。
(わたしが、着物を着ようと思い立ったのは、
それより何年も前のことで、また別の理由からですけどね。)
ええっと、
着物の話をするのではなかった!
三砂ちづるさん!
10年くらいまえに、
京都で「いいお産の日」というイベントがあり、
わたしも参加しました。
そのとき、
三砂ちづるさんが、基調講演してくださったのです。
当時、
昔の女はできていた」という本に目からうろこだったわたし。
ひとりでもたくさんの女の人に、
こんなすばらしいこと知って欲しいと、
その頃たまに書いていた「はるや通信」で、
紹介したり、
その本をみんなに薦めまくったりしたものです。
他の本も幾つか読みましたが、
お産のこと、性のこと、お股のこと(*^m^)、
そこんとこをもっとおおらかに心地よくすることで、
広がっていく世界や、男女や親子のつながりについて、
描いておられ、
いつもたくさんの気づきを受け取っているし、
三砂さんの、世界中のすべての女性に向けての愛を感じます。
わたしは同じ女性として尊敬しています。
そんな三砂ちづるさんが、
書かれたという詩が、
回覧板みたいに回ってきたので、
ここで、紹介させていただきます。
(出所がはっきりしないのですが・・・。)
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子どもを抱く喜びにひたって欲しい
                       三砂ちづる
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今あなたはとても忙しいと思う。
慣れない幼い子どもとの日々に翻弄され
やってもやってもやるべきことが終わらない
家の中のあれこれにため息をつき、
まして外で仕事のひとつもしていれば、
なんで私だけがこんなにがんばらなきゃいけないのよと、
腹のひとつもたち、
穏やかにぐっすり眠ってとろとろと夢を見る、
ということ自体が、
どこか遠い世界のようの思うのかも知れない。
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おむつもかえなきゃいけないし、
おっぱいもあげなきゃいけないし、
ちょっと大きくなったら
「ママおしっこ」と起きてくるし。
ああ、わたしは毎日忙しい。
ゆっくり夢をみること自体が「夢」
ゆっくり眠りたいだけ眠った、
なんていつのことだったかしら。
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残念なことに、
とうか幸いなことに、
というか、時間というものはゆくりなく過ぎ、
いま、あなたがやっていることはあと数年と続かない。
彼らは学校に行くようになり、
あなたの知らないところで
あなたの知らないことをする時間が増え、
あなたは夜はもう少しよく眠ることができるようになる。
そうすると朝早くから起きて弁当のひとつも作り、
子どもの外のおつきあいの後始末などもしなければならなくなってくるけれど。
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つまりはフェイズが移る。
私はもう50を過ぎている。
2人いる子どもは青年になり、
文字通り毎日どこで何をしているのやら。
見上げる青年になって、
私の知らない彼らの日常はまぶしい。
この人たちはもう私の「手の内」では生きていないのだ。
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ときおり私は夢をみる、
夢の中には子ども達2人がよく出てくる。
その彼らは、けっして今のような「男に育った」彼らではない。
夢に出てくるのは幼い彼らだ。
お話ができて、
自分のひざにのってくれるくらいの子どもである彼ら。
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おそらくあと50年生きても、
夢の中の私の子どもは、
この大きさであるに違いない。
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あのね、ママ、あのね、と、
とても高い声で私を見上げ、
「つまらないこと」をいちいち聞きに来たリ、
報告したりする息子たち。
私がしゃがまないと、
彼らの視線とは合わず、
抱きしめれば腕に足り、
抱き上げれば、そのまま移動できる重さ。
私の手の届くところにいる彼ら。
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おかあさん、
今あなたのひざにいるお子さんのなんといとおしいこと。
母として、
いちばんよい時期。
いちばん印象に残る時期。
あなたの子どもはいつもその大きさで、
あなたの夢の中で位置を占め続ける。
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あなたが人生でつらいことがあった時、
あなたの子どもたちは、
そのような大きさであなたの夢の中に現れる。
それが現実と交錯する今こそが、
あなたの幸いでなくてなんであろうか。
涙ぐむようにして、
幼い子どもをかきいだく喜びにひたってほしい。
それはひとときの至福であり、
長き人生のうちで一瞬にして失われる、
人生の最も美しい時間だからである。
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以上です。
いま、うちには、
いつの間にやら、
見上げるようになって、
<私の「手の内」では生きていない>、長男もいれば、
何分かおきにでも、
「ママ!「ママ!」(←いまだに「ママ」を貫いています)
と、お呼出しをかけてきて(;;;´Д`)
<抱きしめたら腕に足る>くらいの末娘もいたりして、
そのギャップがあまりにも激しいゆえに、
この詩の言わんとすることが、
痛いほどよくわかりますよ。
ほんとにね、
あっと言う間です。
↓( ̄◆ ̄;)
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ひとときの至福。
人生の最も美しい時間。
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2014年10月10日 (金)

楽園のいちにち。

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ひらひらひらと、ちょうちょがいっぱい飛んでいます。
トンボさんに、
とのさまバッタにおんぶバッタ、キリギリス、すいーっちょん、
ばたばたばたと飛んでびっくり、巨大なしょうじょうバッタ。
コロコロと歌いつづけるコオロギさん。
怒りん坊のカマキリさん。
空には、小鳥たち。
「おーい!」と声かけたら、
「かー!」と答えるカラスさんに、
とんびさん。
そして、
土の中にはかわいいみみずさんたち。
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うわあ、
命がいっぱい。
にぎやか。にぎやか。
「やあ、やあ。こんにちは」と、
ひとつひとつにあいさつしたくなるくらいやね、
あまねちゃん♪
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うっとりと、
美しい季節です。
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お山の秋は、楽園です。.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.
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あ、でも、
春も楽園。
夏も楽園。
・・・・・だっだけどね。
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つまり、
年がら年じゅう、
楽園なのであーる。
(あ、いや、雪の季節は、また別の表現を考えときますcoldsweats01。)
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さて、
what a beautiful day!
今日もすばらしいお天気。
「薪割り、てきとーに、やっといてね〜♪」
「わかったー。」
返事は一応してはりましたが、
長男、三男は、
遊びほうけています。(-ε-)
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太郎はんだけは、
やってくれてる・・・・。(;ω;)
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おなじように育ててんのに、
なんでやろね(゚ー゚;?
「3匹のこぶた」の三兄弟みたいに、
黒沢明の映画「乱」の毛利さんちの三兄弟みたいに、
まあ、みんなそれぞれ違います。
(たとえが、極端?)
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みんな、好き勝手に、
やりたいようにやってる、
はるや一家のお休みの日。
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ぼちぼちと、
着物の季節になりました。
足下は、島ぞうりですけど・・・。
「ちょっと冷えるかなー」「風が冷たいかなー」って日に、
着ています。
一枚、一枚、重ねていくごとに、
たいせつなところ・・・、
子宮あたりが、
なんとも言えず、心地よく、
ほかほかと、温まってきます。
「ああ、やっぱり、着物!」
久しぶりに着るとね、
いつもそう思うのです。
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わたしの趣味は、
一服処づくり。
(つまり、一休みしたり、お茶を一服飲んだりするようなところを、
作るということ。)
またひとつ、ふたつ、できました。
なんやかんや作業しているはるさんつかまえて、
「あーして」
「こーして」
「これ、切って」
「もっと、こっちや」
「こっち、こっち!」\(;゚∇゚)/
わたし、口ばっかり?
実際にやってくれたのは、
はるさんや次男三男。
わたしは、現場監督ですよ。
今住んでるお家は、小さいけど、
外に出れば、どこでもリビング。
土の上、青空リビング。
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そして、
日なたが、恋しい季節になりました。
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季節が変わってゆきますね。
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たき火も恋しい季節です。
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たき火をしながら、
ついでにご飯も炊きながら、
お月見しました。
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満ち足りた、
楽園暮らしです。
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2014年5月14日 (水)

子宮にやさしい着物暮らし

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暖かくなって、

そのうちに、暑いくらいになって・・・(;;;´Д`)ゝ、

わたしの着物生活が、

秋までお休みになる前に、

着物の話します。

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わたしが、

冬の間着物をずっと着ている理由は、

いろいろあるけれど、

まずは、

単純に暖かいからです。

襟元、足元、袖口と、

寒そうに見えるかも知れませんが、

そのあたりは、

レッグーウオーマー(手にも足にもする)や、

ショールや、

足袋の下に五本指ソックス、

などで、調整が、自由自在なのであります。

が、

基本的に、

洋服とは、

温めてくれる場所が違うのであります。

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そして、

着物生活長くなって、

わかってきたのは、

着物人は、

洋服の人とは、

異なる感覚を持っているようなのであります。

「寒い」とか、

「暑い」とかを、

感じる場所とかね。

ま、

それは置いておいて・・・。

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着物は、温かいのです。

どんなに薄着しても、

腰まわりには、

腰巻、長じゅばん、着物、伊達締め、帯・・・、

と、

10枚以上の布と空気の層が合わさっています。

(洋服で、10枚の厚着しようと思ったら、たいへんですよね。)

つまり、

どんな季節でも、

どんなときでも、何していたって、

着物さえ着ていたら、

女の人の一番大切なところ・・・、

子宮のあたりは、

いつも、温かいのです。

冷やそうったって、

腰まわりだけは、常に温かく包まれているのです。

わたしの着物は、

50年、60年か、それ以上も前の、

母や義母や義祖母や親戚の人たちが着ていたものの、

お下がりがほとんどですが、

ほとんどが、絹の物です。

(化繊なんて無かった時代ですもんね。)

どんな高価な「冷え取り」アイテムよりも、

高級だと思うのです。

はい。

お蚕さんには申し訳ありませんが、

胎児のような、蛹(さなぎ)さんを、

柔らかく包む繭、

その繭で、

女の人の大切なところを温め、

守ってくれてるのです。ぜいたくやなー。

着物は、女の人にとてもやさしいものなのです。

おまけに、

襦袢や着物の模様には、

豊かさの象徴であるものや、

縁起物、

魔よけの模様など、

着る人の健康や幸せを願った模様などが染められたり、描かれたり・・・。

ま、

お守りに包まれているようなもんでもありますね。

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もともとは、

子宮のことを、

「ホト」と言うのだと聞きました。

「ホト」・・・「火」「戸」とは、

竈(かまど)のことだそうです。

火と水のエネルギーがぐるぐる廻って、

命のもととなる、

ご飯を作る場所を、

「ホト」と言い、

女の人の身体の、

生命を生み出す場所も、

「ホト」と呼んでいたのですね。

そんな、本来は、

熱く燃えて(*^m^)、

ぐるぐるとエネルギーが渦巻いているようなところが、

冷えていたら、

いけませんよね。

不妊、流産、月経不順など、いろいろな、

女の人の身体の不具合が増えていってるのは、

そりゃ、食生活が変わったってのもあるでしょうが、

もしかしたら、

普段の暮らしから、着物を手放してしまったってことも、

影響しているのかも知れませんよ。

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前にも、言ったと思いますが、

冷え性で寒がりのわたしが、

45歳で赤ん坊を授かって、

不良妊婦なりにも、

超安産で、

今も(もうすぐ48歳w(゚o゚)w!)、

元気に授乳生活を楽しんでおられるのも、

ひとえに、

着物のおかげかなあと思うのです。

(産む時まで着ていました。

着物は、最高のマタニテイ&授乳服にもなります。)

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昔の女の人は、

朝から晩まで、

野良仕事、

寒々しいお家で水仕事に、よなべ仕事・・などなど、

働き尽くめで、

冷えるような仕事していただろうけれど、

年がら年中着物さえ着ていたら・・・、

もしかしたら、

手足は冷たくてあかぎれだらけだったとしても、

子宮だけは、

温かかったのかも知れません。

小柄なお母さんたちでも、

粗食な生活でも、

赤ん坊をポンポンと産み、

おっぱいあげて、育てられたのは、

着物のおかげってのもあるかも知れません。

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着れば着るほど、

わたしは、

着物の心地良さが、

この身に染みて、

たぶん、

昔の人の身体感覚に近づいてきているように感じます。

このたびのキャンプも、

「Gパン穿くのかー。嫌やな。天気悪くなりそうやしな。冷えるやろな。」と、

どうも、洋服を着るのに、

気が進まず、

初めて着物で行ってきました。

簡単な?岩登り、崖下り、オッケーでした。(*^m^)

それどころか、

山の朝晩の冷え込み、温度差にも、

着物はしっかりと対応してくれて、

快適でした。

(もちろん、テントで楽々と着替えますよ。)

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そんなわけで、

着物は、

子宮を守り、温かくやさしく包んでくれます。

みんなが普通に、着物を着ていた時代・・・・。

お母さんの子宮はいつも温かで、

力が沸いてくるようで、

そして、

肝が据わって、

小さなことにくよくよせずに、

お日様みたいに明るかったのかも知れませんね。

少々嫌なことがあっても、

一枚、一枚と、布をまとい、

襟を正し、背筋を伸ばし、

一つ、一つ、

帯をぎゅうっと〆て結んでゆくうちに、

心が落ち着いていってたのかも知れません。

なーんちゃって、

美化し過ぎかな??

わたしも、

そんなお母さんに、なりたいなー。

↓父と祖母でーす。

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2012年11月 7日 (水)

着物はエライ!

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朝が寒くて、

起きるのがつらくなってきました。(。>0<。)

わたし、寒がりなのに、

なんで、こんな寒いとこ住んでるんやろ。

なんで、沖縄とか住まへんかったんやろ・・・。(ノ_≦。)

そんな思いが、ちらっと頭をよぎります・・・・。snail

(毎年そう思ってるかも?)

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赤ん坊と暮らしていると、

おっぱいもやらなあかんし、

ヨダレ、はなみず、食べこぼし・・・べちょべちょ、べたべた、ぬるぬる・・・

そんな中で暮らさなあかんし、

着物もお預けやな~・・・と思っていたのですが、

寒くなってくると、

洋服では、どうも腰まわりが、スースーして寒々しい。

そもそも冬服なんて、そんな持ってへんのに、

(ここ数年は着物で冬を越している。)

これから、何着て冬を越そう?

「やっぱり、着物着るべか」

と、ある日、着てみたら、

ホカホカ~、

ぬくぬく~。(* ̄ー ̄*)

全然違いました。

このあたたかさ。

ジーパンも、足元がバサバサせんで楽やな~、

動きやすくてええな~とも思っていたんですが、

また違うんだよなー、この楽さが。

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というわけで、

よおし、また着物で暮らすぞー。

と、着物暮らしが再開しました。

********

*******

*******

*****

結局、

妊娠中も、産むときまで着物でいけたし、

あらためて、

「着物ってすごいなあ」と思うので、

ちょっと着物のこと書こうと思います。

このブログ、一応カテゴリーに「着物」ってのがあるので、

たまには、書かなきゃ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

昨年の妊娠中、

夏場は、バリやタイのサロンや、パンジャビ、手製のワンピースなど、

山ほど持っている、アジアの布のゆる~い服を、

なんでも身に纏っておいたらよかったのが、

さすがに、夏も終り寒くなってくると、

そういうわけにはいきません。

冬物のマタニテイ、いろいろあるみたいやけど、

今更買う気にもなれへんし、

「よおし!こうなったら、産むまで着物で乗り越えてやる!」と、

毎日、着物着ていました。

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お腹が大きくなるにつれて、

腰紐が足りなくなったので、

腰紐は、2本を結んで長くして使いました。

あとは、そのまんま。

もらいもので、バサバサして、わたしには大きかったサイズの着物が、

ちょうど良かったです。

臨月でも、

帯も結べました。

帯は何でこんなに長いんやろうと思っていたけど、

妊婦さんでも結べるように、

長かったんやな~。

ほんま、うまいことできてるわ。

・・・なんて、感心していました。

「民族衣装は、妊婦さんでも着られるように作られている」

と、何かで読みましたが、

インドのサリーや、東南アジアのサロン、

アフリカの服も、

確かに、そんなかんじですね。

見た目がきっちりしていて、窮屈そうな日本の着物ですが、

実は、妊婦さんにもいけたのです。

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そればかりか、

腰巻、長じゅばん、着物、伊達締め、帯・・・と、

幾重にも、木綿や絹やウールで包まれている上に、

腰も安定して、心地よく、

お腹の赤ちゃんも、

妊婦さんも、やさしく守ってくれるのでありました。

(ほんと、守られてました。(* ̄ー ̄*) )

着物はエライ!

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・・・・とういわけで、

また着物着てます。

授乳が終わるの待ってたら、

わたしも、もう50歳近くになってるやろし、(今もじゅうぶん近いですがcoldsweats01。)

そうなったら、

昔たくさんもらった、赤いおべべも着難くなるかも。

ヨダレついてもいい。

鼻水ついてもいい。

ごはん粒ついててもいい。

ビリビリ破れてもいい。

ダメになったら、何かに作り直すさ。

箪笥のこやしにするより、ええやん。

今のうちに、赤いおべべ着てやるー。

 

ムカゴ好きな子供らのために、

 

ムカゴ探している間に、ひっつき虫だらけになってました。

( ̄◆ ̄;) 

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えーーっと、

その着物で授乳のもんだいですが、

遠山の金さんや、極道の妻たちみたいに、

ぐいっと、肩から出さんでも、

ちゃんと、できるようなしくみになっていました。

身八つ口というのがあるのですよ。

というても、新生児のときは、とてもしにくかったのですが、

今は、

なんとかこの「口」から、授乳できます。(*^m^)

********

*******

****

さりげなく授乳ができるように、

授乳服というのがありますが、

わざわざ、そのようなものを買わなくても、

着物は、

そのままで、マタニテイにもなり、授乳服にもなるのでした。

着物ってほんま、経済的。実用的。

エライ!

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これは、

先月亡くなられた義理の叔母が、

かつて使っていたというねんねこです。

赤ん坊をおんぶした上から、

羽織る、たっぷりとした半纏です。

おそらく、50年近くも、

大切にとってあったものが、

めぐりめぐって、

わたしのところに届きました。

おばさん、ありがとう。

こんなの欲しかったから、

ちょうど良かったです。

ありがたく、使わせていただきます。

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*******************

***************

着物を着ていると、

つぎつぎと、着物がまわってきます。

一度お会いしたときに、

わたしが着物着てたってだけで、

くださる方も、いっぱいおられます。

そして、

歳も体格も、顔つきも全然違う方からいただいた着物も、

ちょっと工夫すれば、

自分に似合って、

普通に着られるのが、

また、すごいところです。

(わたしが着ている着物は、

ぜーんぶ、もらいもんです。(*^m^) )

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こんなかわいい、おべべもいただきました。

試着してみました。

Yさん、ありがとうねー。

おんなの子だと、

こんな楽しみが、これから味わえるんやな~~~~。(。>0<。)

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*******

*****

そんなわけで、

着物ばなしは、尽きません。

が、今日はこのへんにしときます。

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2011年2月24日 (木)

3月のいちにち・キモノのお話会にちなんで

89歳になる叔母が、

40年くらい前の、着物の雑誌を送ってくれました。

時代を感じさせられて、ちょっと笑えますよ。(*^m^)

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「街で見たおしゃれな方」・・・(*^m^)。

当時は、まだ、

街を歩くと、着物姿の人に、

ちょいちょい、出会えたのでしょうね。

昨年、江戸・・・じゃなかった、東京へ、

10年ぶりくらいに行きましたが、

ものすごい人ごみの中でも、

着物姿は、私一人でした。

海外の人が、観光旅行で、

日本へ来ても、

民族衣装を着た人には、

なかなか出会えないわけです。

それって、ちょっと寂しいかも。

(観光客の為に、着るわけではないですけど。)

京都は、もっと多いかも知れませんね。

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この雑誌を見たところ、

1970年代では、すでに、

着物は、よそ行き。特別なものとなっていたのかしら。

襟元、おはしより、すそ回り、

きちっと着なあきまへんでー。

というようなことが、厳しく書いてありますが。

**

近所のおばあさんたちに、

聞き取り調査(*^m^)をしてみますと、

70代と、80代では、

微妙に、着物に対する感覚が違います。

80代では、女中奉公していた時代。

毎日着物を着ていたし、

和裁ができるということも、

お嫁入りには、必須条件だった様子。

毎日着ていた頃は、

襟元がはだけていたり、

裾が広がっていたり、人それぞれ。

よそゆきの時以外は、

けっこう、だらーっと着てたんじゃないかしら。

そのだらーっとした着物姿の人が、

そこらへんにいる風景というのも、

なかなか、味のある良いものだっただろうなあと

思います。

それにしても、

着物をあたり前に着ていた、最後の世代・・・

80代の人たちが、

いつの日か、この世からいなくなってしまうことを思うと、

本当に、寂しいです。(ノω・、)

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今は亡き、

明治生まれの祖母も、

着物で子育てしてたんや。

洋装の写真はありません。

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その頃の、お母さんと、

わたしら、現代の母ちゃんと、

骨盤底筋の強さや、冷えなど、

身体の出来具合が、全然違うのはなぜか?

「食」も「住」も大きく変わりましたが、

「衣」が変わった(下着も含めて)ということも、

大きな原因の一つらしいです。

野口整体の、センセーや、

武術のセンセー方も、

しきりに言っておられるそうです。

**

着物は、身体に優しい。

     環境に優しい。

     経済的である。

     動きやすい。

     おしゃれ(*^m^)

     色々と得する(*^m^)

     癒される( ̄ー+ ̄)

などなど、

昔、鶴見和子さんの、「着物自在」という本を読んで、

私は、目からウロコでした。

最近では、三砂ちづるさんの、「きものとからだ」という本が、

とてもわかりやすく、書かれています。

**

明治、大正、昭和もさることながら、

江戸となると、また、憧れます。

うちの子どもらも、けっこう好きな、

歌川国芳さんの絵。

色あわせ、柄あわせの、おしゃれなこと!!

すばらしいです。

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ちなみに、

こないだ、太郎はんが描いた絵は、

国芳さんの、影響を受けているのかも。

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話がそれましたが、

3月のいちにち商店街で、

2時くらいから、キモノのお話会します。

今のところ、少人数なので、

ご希望があれば、

着付け遊びも、しようかなと思います。

長じゅばん、キモノ、腰紐1本、伊達締め2本、半幅帯、

持っておられるかた、持ってきてくださいな。

半幅帯の無い方、

こちらで、持ってきますのでご相談ください。

キモノのお話会、申し込み・ご質問・ご要望は、

haruya120アットマークgmail.com

まで、よろしくお願いします。

**

それでは、

今日は、忘れませんでしたよ!

(だいたい、

私がブログを書くときは、

家族皆が寝静まった夜更けか、

はるさんが留守なときなので、

ついつい、このコーナーのことを忘れてしまうのです。)

本日の、はるさんの一枚は?

ジャイアント・ステップス

アーティスト:ジョン・コルトレーン

ジャイアント・ステップス

ちなみに、はるさんが持っているのは、

1995年版だそうです。

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2011年2月17日 (木)

3月1日いちにち商店街のお知らせ

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15日は、

寒い中、知恩寺にお越しくださって、

どうもありがとうございました!

新顔のパイやケーキ、

どなたの元へ届いたのかしら。

また感想を、聞かせてくださーい。

さて、

3月のいちにち商店街のお知らせです。

詳しくはコチラをどうぞ。↓

http://blog.livedoor.jp/factory0523/archives/52251149.html

先日、お伝えしました通り、

この日に、

私は、キモノのお話をする会を開きます。

着付けのプロでも何でも無いのですが、

自転車、雪掻き、何でもこい。

毎日着ているからこそ、

感じること、工夫していること、

または、経験できたこと、得したことbleah

色々あります。

ネパールでは、

女の人は、サリーやパンジャビを纏(まと)って、

野良仕事に精を出している姿に、

「なんて、素敵なのだろう」と、

惚れ惚れとして、

眺めていましたが、

160

その国の民族衣装は、

もともとは、

儀式やお祝い事などの、

特別な日に着られるためだけのものではなく、

その国の風土や、生活習慣、

その国の人の体つきや体質に、

合うように作られた、

身体に優しい衣だったのだと思います。

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↑老いも若きも、みなキモノ。

 中央で威張っているのが父。

 まるメガネのお兄さんは誰だかわかりませんが、

 あとは、祖父母、曽祖父、大叔母、叔父たち。

 70年以上前の写真です。

こんなすばらしいキモノ、

キモノを着ることによって、

身につく、理にかなった無駄の無い立ち振る舞い

(私はまだまだ修行中(゚ー゚; )や、

身体的な心地良さ。

こまごました手仕事の文化、

ここ何十年かで、

いとも簡単に手放してしまった

私たちです。

ああ、もったいないっ。

お話会では、

そこらへんのことも、

お話したいなあと思っております。

かく言う私も、

成人式の時に、

母が振袖を買ってくれたんですが、

そんな高いもん買うくらいやったら、

当時流行った DCブランドの、

黒ずくめの制服みたいなん買うてくれた方が、

よっぽどうれしいのに!

なんて、不満に感じ、

キモノに全く興味の無かった

親不孝娘だったのでした。pig

20110217_001_005  085091_637_21  

↑父とチビ助

毎日着ていて感じる、

キモノの心地よさ、

温かさ。

できるだけ、シンプルに、

手間をかけずに、

楽に着られる工夫なども、

聞いて欲しいです。

キモノのお話会、

参加希望される方は、

コチラへ申し込みくださいませ。

haruya120アットマークgmail.com

美味しいケーキと

自家製のハーブテイーを用意して、

お待ちしてます。

(参加費600円です。)

はるやの出店ブースでは、

いつもの、

ケーキ、キッシュ、クッキー、

焼きおにぎりや、温かいシチューなども、

用意してまーす。

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しもたーー。

忘れてた。

ブログではるさんの、

「今日の一曲」コーナー」を始めると言っておいて、

すっかり忘れていました。

今留守なんですけど、

よう聴いてたんで、

とりあえず、これにしとこ。←いい加減。

はるさんの、本日の一曲、もとへ、一枚。

(やっぱりアルバムの紹介にしとこか。)

Linda Thompson

Dream Fly Away♪

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2011年2月12日 (土)

2月15日知恩寺手作り市&3月のいちにち商店街

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2,3日、粉雪がよく降りましたので、

新雪が キラキラと眩しい朝です。

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お山ハウスでは、

五郎さんという名の、

子犬さまを、

お預かりしております。

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だいたい、この人たちと、

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おんなじ レベルかもね。(´,_ゝ`)プッ

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さて、

もうすぐ知恩寺手作り市です。

はるや&水田家は、出店しまーす。

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場所は、いつものところ、

鐘のお堂と、メインストリートの間あたり。

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2月15日の火曜日に、

お待ちしていまーーす。

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雪のため、

ネットの接続状態が、非常に悪く

ブログ作成中も、

ブチッブチッと、切れまくり。( ̄◆ ̄;)

つながっている間に、

さっさと、アップしてしまわなければ・・・・。\(;゚∇゚)/

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さて、

も一つの、お知らせは、

少々先のことになりますが、

3月のいちにち商店街のお知らせです。

2月のいちにちインド料理店に続いて、

3月は、わたくしが小さなお話会を開きます。

(お恥ずかしい・・・・。)

「私がキモノで暮らすわけ。お気軽キモノの楽しみ方」

温かくて、心地よい お金のかからないキモノの楽しみ方。

キモノが気になる人、ようこそ!

・・・・ってなかんじです。

(3月1日 午後2時より。下鴨亭にて。)

はるやケーキとお茶付き600円。

参加費頂戴いたします。

申し込みは、haruya120アットマークgmail.comはるやまで。

詳しくは、

後日、あらためてお知らせします。

↓お気に入りの羽織は、友達のお母さんからのお下がりです。

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以上っ!

(ふ~~~っ。途中で切れんで良かったあ~~~。)

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2010年12月10日 (金)

手放すもの、受け継ぐもの。

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ある日、

ぽっかり時間が空いたので、

エプロンを縫いました。

ちくちくちく゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

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古ぼけたチベットの織物のハギレや

(20代の頃はスカートとして着てたんですが。)、

藍染の古い布団カバー?、

友達の家の蔵にあった古布、

インドに住む友達のお土産の手織り木綿などなど、

うちにあるもんで、

エプロンが3枚できました。

わーーい。

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それでも、まだ時間があるので、

チビ助のために、

背番号を、ちくちくちく゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

最近、侍ファッションよりも、

野球のユニフォーム姿に憧れており、

スポーティーな服しか着てくれへんのです。┐(´д`)┌ヤレヤレ

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まったく・・・・・。┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~

裏返しだろうと、前後ろ反対だろうと、

弟のチンチクリンの服だろうとおかまいなしの太郎はんと違って、

ファッションに、非常にこだわりを持つ、

チビ助です。

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ついでに、3兄弟の服の点検。

要らんもんがあったら、処分しな、

押入れがいっぱいやわ~~~。

(・・・・って、実は私のキモノ関係が場所を占めてるのであります。)

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ああ、私って、

<整理整頓ができない女>

<捨てられない女>なのかしら。

子供らの、ボロボロの服ほど、

処分し難い・・・・。゚゚(´O`)°゚

この、懐かしい継ぎ当てのズボン。

風歌が昔、いつもいつも穿いていたズボンは、

ここにあるだけで、

何か、存在感があるのです。

まるで、ここに7歳くらいの元気いっぱいの風歌がいるみたいな・・・。

継ぎ当てだらけでくたびれて、

お尻もボロボロになってるこのズボンが、

なんだかとても愛おしい・・・・・。

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これは、チビ助がずーーーーっと穿いていたズボン。

もう小さくなってしまったけど、

次ぎに回す子がいないっ。(。>0<。)

せめて、この可愛い継ぎ当てだけでも、

また誰かのズボンに使えるかも。

なんて、子供のボロ服とお別れするのが、

名残惜しくてたまらない、センチメンタル母ちゃんであります。

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以前、メモリアルキルトというのを、

見せてもらったことがあります。

HIV感染症で亡くなった方の、

愛用していた服や持ち物を、

ご家族やお友達が、

一枚の大きな布に、

思い思いのデザインで縫い付けたキルトです。

私は、そのとき何枚かのキルトを見て、

衝撃を受けました。

会ったことのない人たちですが、

そのキルトは、

そこにその人がいるみたいな、

生々しく強烈な存在感を発しているのです。

ただの服、ただの布、ただのモノに過ぎませんが、

着ていた人の、匂いや身体の形だけではなくて、

何かもっと、

着ていた人の、心というか魂というか、

そういうものが、

この布に宿っているように感じたのです。

布の持つ力はすごいです。

そして、

愛する人を思い、

キルトを一針、一針縫うというのは、

<祈り>だなあと思いました。

**

昔、千人針というのもありました。

それも、<祈り>だったのでしょう。

**

そして、

全然比べものにならない・・・というか、

比べるのは、おこがましいと思いつつ、

書きますが、

チビ助の背番号を縫ったり、

ズボンの継ぎあてをしたり、

あるいは、

子供の弁当を作ったり、

味噌汁を作ったり、

そういった、家事全般すべてが、

もしかしたら、祈りのようなものかも知れないなあと思いました。

**

ただの継ぎ当てでも、

そう感じるんですもの。

昔は、

綿や麻を育て、

糸を紡ぎ、染め、織り、縫ってできあがるキモノは、

気の遠くなるほどの、祈りの結晶です。

キモノを着ると、

明らかに、洋服を着るときとは違う気持ちになるのは、

作った人、縫った人、着ていた人の心が、

宿っているからかしら。

なんとも言えない、ほっこりと、温かい気持ちになるのです。

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写真、左上は、

亡き母のもの。

サイズも怖いくらいぴったり。

母のキモノを着るのは、やっぱりうれしい。

その下の大島紬は、たぶんはるさんの曾ばあさんのもの。

ところどころ擦り切れているので、

よく着てたんだろうなあ。

その下は、義母のお母さんのもの。

「母親がよう着とったわーー。」

と、よう覚えてはります。

子供の頃に、母親が着ていたものを、

覚えているというのは、

すごいなあと思います。

洋服では、そういうことありえないかも知れません。

義母のお母さんは、もうとっくの昔に亡くなっており、

私は、写真でしか見たことが無いですが、

その人がよく着ていたキモノを、

50年以上もたって、

孫の連れ合いの私が、

今受け継いで、よく着ているのです。

その下の大島紬も、はるさんの曾ばあさんのもの。

小さな小さなキモノです。

どんなに小さなおばあさんだったんだろう・・・・。

これは、50年前どころじゃありませんなー。

すばらしい模様ですが、

今の私には全然似合いませんでした。

なんだか、トンビの羽みたいで・・・・。coldsweats01

しわくちゃで腰が曲がったばあさんになる頃には、

着こなせるかしら。

キモノのおかげで、

年を取る楽しみができたわけですが、

はてさて、そんな長生きできるかどうか、自信ありません。coldsweats01

義母のもの、

叔母のもの、

友達のお母さんのもの・・・。

姿かたちも、歳も、好みも、違うであろう人たちから、

廻ってきた、

何十年も、昔のものなのに、

私には、

とても魅力的で新しいものに写ります。

そして、ちゃーーんと、

着れるんですよね。普通に。

(多少のテクニックはいりますが。)

**

そんなこんなで、

はるや一家は、

父ちゃんも母ちゃんも、子供らも、

お下がりでやっていってるんで、

衣料に(も)お金はかけてませーーーん。

(ついでに散髪代も無し。)

すごいやろーー。

・・・・って、

また、しょうもないことを自慢してしまいました。

あしからず。

お金をかけないためだけに、

お下がりをもらったり、

キモノを着ているわけではありません。

ま、しかし、

お金を使わずに、

いかに、豊かに、創造的に、楽しく暮らせるか、

京都を出て、

田舎暮らしを始めた頃のはるやのテーマだったんですよねー。

なんだか、

いかに、働かなくても、生活できるか・・・・、

ただの怠け者みたいですけど。coldsweats01

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おっと、

私はこの日記で、そんなことを言いたいのではなくて、

手作りの暮らし、ていねいな暮らしは、

<祈り>のようなものなのかも知れないということと、

布の持つ力、キモノの魅力を、

語りたかったのでした。

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2010年11月16日 (火)

雨の日、チビ助と過ごす。

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手作り市の日、

お山は、雨風激しく、荒れ模様。

京のみやこは、大丈夫かしら?

お客さん、いっぱい来てるかしら?

居残り&片付け係の、母ちゃんは、

チビ助と共に、

今日は、家でおとなしく過ごしましょう。

**

薄手のキモノを仕舞い、

普段着の、温かいキモノを出します。

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亡き母のもの、

亡き、京都のおばあさん、曾ばあさんのもの、

昔、お客さんからいただいたもの・・・。

もらいものばかりです。

よそゆきも、晴れ着もあるけれど、

こんな山奥暮らしゆえ、

せっかく、色々持っているのに、

よそいきも、晴れ着も、着る機会もありません。weep

それなのに、

手元に置いていたいんだよなー。

狭い家の限られた収納スペースで、

実は、私のキモノたちが占める割合が多いのですが、

(家族のみなさん、(*_ _)すんまへん 。)

たまに、取り出して触ったり眺めたりするだけで、

幸せな気持ちになりますconfident

服を買わない暮らしになって、

もう何年もたちますが、

(あ、ネパールで買ってました(^-^;。)

とにかく、着てられないほど、

縁あって、私のもとへ回ってきたキモノがあり、

おしゃれ心は、満たされておるのです、それなりに。

お金もかからん、道楽でございます。

キモノの整理をしている間、

チビ助も、

「独眼竜伊達正宗」の漫画見ながら(字は読めませんので)

キモノ、ハカマ、チョンマゲ、剣・・・の世界に浸っております。

一応、

2人の間で、なんとなく、

共通の空気が流れています...。oо○**○оo。...。oо(たぶんね。)

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さて、ここ数日、仕込みでよう働いたんで、

今日はゆっくりしようと思ってたんですが、

やらなあかんことがありました。

柚子ピール作り。

(チビ助が、またついてきて、「はだしのゲン」を

見ています。)

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採ってきた柚子が山ほどあったので、

延々の作業となりました。(@Д@;

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**

一日に一度の、郵便の配達がありました。

CDが届きましたよ!

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「ふぢかみとふなと」

http://www.asahi-net.or.jp/~cp3j-fcgm/indexj.html

の、

渕上純子さんが、

LOVEJOYのビッケさんと一緒に作ったCDです。

なんと、京都を代表するすばらしいミュージシャンのお方が、

あのはるや本と、

ご自分のCDを物々交換してくださったのです。

ありがたき幸せ(゚m゚*)。

純子さんは、すでに一冊買うてくれはったのですが

これまた、素敵なミュージシャンのお知り合いに、

プレゼントししてくれはったので、

2冊目は、ぜひ物々交換してくださいなと、

はるやはお願いしてみたのです。

純子さん、ありがとう。

デザインも可愛いです。

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さっそく、聴いてみましょう。

柚子の皮を刻みながら・・・。

CD係のチビ助、お願いしやす。

**

あ、ありゃ?

一曲めが始まったとたん、

チビ助は、へらへら笑い始めましたけど。coldsweats01

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「ヘンやなーー。この歌。」

「ヘンやなーー。」

「おかしいなー。」

「こんな歌、あるんやなー。」(ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ

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なんや、笑いのツボみたいなところに、

スイッチが入ったみたいです。

しかし、そんなヘンテコな歌だったわけではありません。

インパクトがあって、

さすが純子さんとビッケさん!と思ってしまうかっこいい一曲めでした。

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2曲めからは、

何も無かったかのように、チビ助の様子は普通に戻りましたけど。

素敵な音楽のおかげで、

楽しく、柚子ピール作りは続きます。

売り物のお菓子に使うので、あんまり苦すぎてもあかんなあと、

2回茹でこぼしました。

茹でこぼした湯。

この香りの良いこと。

みんな、このお湯どうしてるんやろ?

そのまま流すのもったいないし、

洗い物?洗濯?それすらもったいない。

風呂には早いし・・・。

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ちゅーわけで、

2人仲良く、その湯で足湯しましたcoldsweats01

ああ、いい湯じゃ、いい湯じゃ。spa

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この後、2人仲良く昼寝しました。

(ゆうべは、仕込みでまともに寝てへんのです。(@Д@;)

のん気で贅沢な、一日でございました。

**

気になる手作り市ですが、

たくさんのお客さんが来てくださったようです。

はるさんが、夜に帰ってきて、

報告してくれましたよ。

ありがとうございました!

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↑今回太郎はんが、秋の出店用に看板を描いてくれたんですが、

 誰も気づいてくれへんかったそうです。

 とても、ビーガンでオーガニックの店とは思えない看板ですな。coldsweats01

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